『ヒポクラテスたち』、『ゴジラ』シリーズの大森一樹監督の最後の映画企画で、佐々木蔵之介を主演に迎えて、主人公の蘭方医らの奮闘を描く、爽快な医療時代劇『幕末ヒポクラテスたち』。このたび本作の本予告映像が公開された。
中国・唐由来の漢方医と西洋医学を学んだ蘭方医が競い合っていた時代、幕末。京都の村を舞台に、爽快な医療時代劇が誕生した。主人公の蘭方医らの奮闘と未来へと繋ぐ思い、そして彼を取り巻く医者たちや人間たちとのドラマが、おおらかに命を見つめる視点から生き生きと描かれる。本作は大森一樹監督の最後の映画企画で、撮影準備をしていた2022年に大森監督が他界したため、一度は幻になりかけたが、大森監督の母校・京都府立医科大学の協力のもと、かつて大森監督の助監督を務めていた緒方明監督が、遺志を受け継ぎ完成させた


幕末の京都の村で、貧富の区別や立場の区別なく市井の人々を救う蘭方医・大倉太吉を大らかに、そして快活に体現するのは佐々木蔵之介。太吉のライバルで、“どんな病も葛根湯”の漢方医・玄斎を演じるのは、『ヒポクラテスたち』で映画デビューを果たした内藤剛志。瀕死の重傷を負ったところを太吉に助けられる気性の荒い青年・新左を演じるのは、『佐々木、イン、マイマイン』など注目作への出演が続く藤原季節。さらに藤野涼子、真木よう子、そして『ヒポクラテスたち』で年長者の研修医役を演じた柄本明が出演。ナレーションは、大森監督作『風の歌を聴け』で映画デビューを果たした室井滋が務めた。




このたび公開された本予告映像では、長崎で西欧医学を学んだ蘭方医・太吉と、“葛根湯”こそ万能薬という旧来の漢方医・玄斎が、異なる方法で村の人たちを診察する姿が映し出される。対立する二人は会えばディスり合い、「また漢方医の尻ぬぐいか」「生意気抜かすな」と一触即発の様子。しかしそんな折、腸に菌が入る流行り病が村の人々を襲う。太吉の元に運び込まれてきた子供の症状を見て、長崎で最新の西洋医学を学んできた新左こと新三郎は「すぐに隔離せんと」と助言。未曾有の感染症を前に「いったいこれはどうしたことや。次から次へと命が消えていく」と戸惑いを隠せない太吉。
妻フミら家族も総出で患者を看病し、太吉は必死に診察を続ける。しかしそんな緊迫した事態をよそに、幕末の動乱の波が彼らにも迫る‥‥。「治したいと思う気持ちは漢方も蘭方もおんなじや」日本医学の夜明け前に、人々を、この国を、刀ではなく、医術で救おうとする医者たちの激闘から目が離せない本予告映像となっている。

映画『幕末ヒポクラテスたち』は、2026年5月8日(金)より全国公開。

幕末、京都のはずれの村。大倉太吉は、貧しい者からは診察代をとらず、大胆で爽快、好奇心旺盛な蘭方医。“どんな病も葛根湯”の漢方医・玄斎とは、ディスり合いが日課の犬猿の仲。そんなある日、気性の荒い青年・新左を手術で救ったことから、太吉と新左の人生が変わっていく。やがて村の危機に直面するなか、奮闘する太吉らが見出す明日とは。
監督:緒方明
原案:映画「ふんどし医者」©1960 TOHO CO., LTD.
出演:佐々木蔵之介、藤原季節、藤野涼子、室井滋(ナレーション)、真木よう子、柄本明、内藤剛志、川島鈴遥、家一希、諏訪太朗、阿南健治、栗原英雄、吉岡睦雄、斉藤陽一郎
配給:ギャガ
©「幕末ヒポクラテスたち」製作委員会
2026年5月8日(金) 新宿ピカデリー他全国ロードショー
公式サイト bakuhippo_movie