Mar 03, 2026 news

【独占】リン・ボーホン主演 映画『96分』予算を上げす興収No.1 その秘密を監督が語る

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2025年台湾映画の興行収入1位を記録した、走行する台湾新幹線内で勃発する96分間のノンストップアクション、映画『96分』。このたび最先端技術満載の本作の制作工程について、監督をはじめとする制作陣が語った。

本作の見どころは、『新幹線大爆破』を彷彿させる、走行中の高速鉄道を舞台にした緊迫感あふれる展開と、列車内で繰り広げられる本格アクション。このたび公開されたのは、監督をはじめ制作陣のインタビューとともに、「マンダロリアン」『アバター2』などにも携わった、バーチャルプロダクション技術を専門とするハリウッドの会社Glassbox Techと、台湾の特殊効果のチームが協力して、リアルで臨場感あふれるアクションシーンを作り上げるまでの工程が明かされる、驚きのメイキング映像。

台北から南部・高雄へ向かう台湾新幹線(高鉄)の車内を舞台に、ノンストップアクションが繰り広げられる本作。監督のホン・ズーシュアンは俳優を入れて撮影する前に、プレビズ(事前視覚化)を徹底した。「撮影前に問題を特定できたのです」と技術者は話し、さらなるメリットとして“撮影時間と予算をより厳密に管理”でき、“シーン再現のための詳細を事前に確認”できたと語る。本作では台湾で初めてバーチャルテクノロジー「ドラゴンフライ」を採用。最先端のAR・VR技術を通じて高速鉄道でのアクションシーンや列車に乗り降りする連続ショット、俳優たちの格闘シーンや銃器の動きのシーンを再現した。「バーチャル撮影技術を通じて業界はよりグローバルに統合できるだろう。予算を上げずグローバル市場のニーズに合う様々なジャンルを作れる」と手応えを得たようだ。

さらに映画の撮影の最大の問題として“全スタッフがどのように監督と同じイメージを描けるか”という点においても、全アクションシーンをプレビズで試し「このシーンの撮影にいくらかかるのか確認でき、かっこいいと思えるシーンの撮影のためにどんな調整が必要なのか」を共有することが可能になった。監督は「『96分』をプレビズで撮影したことは台湾映画産業全体に多大な貢献であり、実際の映画制作において素晴らしい経験になるでしょう」と本作の出来に自信たっぷりな様子で締めくくった。

最先端テクノロジーのみならず、台湾新幹線車両セットは日本から部品を取り寄せ、台湾初の高速鉄道車両用スタジオを建設するなど、とことんリアリティーにこだわったという本作。その成果は、劇場で確かめたい。

映画『96分』は、2026年3月13日(金)より全国公開。

【予告映像はこちら】

作品情報
映画『96分』

台北から南部・高雄へ向かう台湾新幹線(高鉄)の車内。妻と共にこの新幹線に乗車していた爆弾処理専門家のカンレンのもとに、元上司から「列車に爆弾が仕掛けられている」との一報が届く。しかも列車を停めると爆発するという。台北から高雄までは96分。カンレンはこの96分の間に爆弾を見つけ出し、危機を解除しなければならない。犯人の目的は一体何なのか、そして乗客の運命はいかに‥‥。

監督:ホン・ズーシュアン

出演:リン・ボーホン、ヴィヴィアン・スン、ワン・ポーチエ、リー・リーレン

配給:ハーク

2026年3月13日(金) シネマート新宿ほかにて全国公開