ちぐはぐな父と娘が家族の歴史を辿る旅路をユーモラス且つ温かく描く、映画『旅の終わりのたからもの』。このたび、本作の監督ユリア・フォン・ハインツと、原作『Too Many Men』著者リリー・ブレットのコメントを含んだ特別映像が公開された。
本作は、NYで生まれ育ち成功するも、どこか満たされない娘ルーシーと、ホロコーストを生き抜き約50年ぶりに祖国へ戻った父エデクが繰り広げる、異色のロードムービー。家族の歴史を辿ろうと躍起になる神経質な娘と、娘が綿密に練った計画をぶち壊していく奔放な父。かみ合わないままの二人はアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所を訪れる。初めて語られる、父と家族の壮絶で痛ましい記憶。やがて旅が終わりを迎えるとき、二人が見つけた“たからもの”とは‥‥。


このたび公開された特別映像には、作品への思いやキャストへの信頼、そして物語の核となる“父と娘”の関係、さらには“愛”について言葉を交わすハインツ監督とリリーの姿が収められており、作品の温かく柔らかい空気感が伝わってくるような映像になっている。リリーは、自身の実体験をもとに書いた原作『Too Many Men』を「これは父と娘の愛の物語」と語り、「人と人との間の愛こそが、人生を良きものにする核心的なものだと思う」と、物語の根っこにある想いを静かに伝える。監督は、娘ルーシーを演じたレナ・ダナムについて「彼女はすぐに理解していた」と撮影を思い返し、レナの繊細な感性が物語の細部を支えていたと明かす。さらにリリーは、スティーヴン・フライについて「優しさと温かさがあった」と表現し、レナとスティーヴンの掛け合いから、ちぐはぐでありながらどこか愛おしい“父と娘”の姿が自然と浮かび上がってくると話した。


映画『旅の終わりのたからもの』は、2026年1月16日(金)より全国公開。

1991年、両親の故郷であるポーランド・ワルシャワにNY生まれのルーシーが初めて降り立つ。ホロコーストを生き抜き約50年ぶりの帰郷となる父エデクも一緒だ。自身のルーツを探りたいルーシーの計画を次々に潰していく父に、ルーシーは爆発寸前。アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所を訪れ初めて父の口から恐ろしい記憶を聞くも、2人の心の溝は埋まらない。ついに父と別れニューヨークへ帰ると決めたルーシーを、父は思いがけない場所へと連れていく。
監督:ユリア・フォン・ハインツ
原作:「Too Many Men」リリー・ブレット著
出演:レナ・ダナム、スティーヴン・フライ
配給:キノフィルムズ
© 2024 SEVEN ELEPHANTS, KINGS&QUEENS FILMPRODUKTION, HAÏKU FILMS
2026年1月16日(金) kino cinéma新宿ほか全国公開
公式サイト treasure-movie