永井紗耶子による第169回直木賞・第36回山本周五郎賞W受賞作を実写化した、映画『木挽町のあだ討ち』。このたび本作の本予告映像と本ビジュアルが公開された。
ある雪の降る夜、芝居小屋のすぐそばで美しき若衆・菊之助による仇討ちが見事に成し遂げられた。その事件は多くの人々の目撃により美談として語られることとなる。1年半後、菊之助の縁者と名乗る侍・総一郎が「仇討ちの顛末を知りたい」とやって来て、人々から事件の経緯を聞く中で徐々に明らかになっていく事実。果たして仇討ちの裏に隠されたその“秘密”とは‥‥。
仇討ち事件の真相を追う田舎侍・加瀬総一郎を演じるのは『きみの鳥はうたえる』などで数々の映画賞を受賞した柄本佑。芝居小屋・森田座で謀略を巡らせる立作者・篠田金治を重厚に演じるのは渡辺謙。仇討ちを遂げた若者・菊之助には長尾謙杜、主人を殺した男・作兵衛には北村一輝。そして、瀬戸康史、滝藤賢一、山口馬木也、愛希れいか、イモトアヤコ、野村周平、高橋和也、正名僕蔵、石橋蓮司、沢口靖子ら豪華キャストが集結。監督・脚本は、時代劇の名手・源孝志が務め、実力派キャストとスタッフが集い、“あだ討ち”をめぐる極上の江戸ミステリーを描き出す。

このたび公開された本予告映像は、美しき若衆・菊之助の見事な剣さばきによって、博徒・作兵衛がうめき声をあげながら討たれるシーンから始まる。ところが、田舎侍・総一郎は「あり得ないんです」と言い放つ。仇討ちの真相を追う総一郎が辿り着いたのは、芝居小屋<森田座>。そこでは立作者・篠田金治が待ち構えていた。
そんな中、突如として雷鳴が鳴り響き映し出されたのは、主人を殺した作兵衛の姿と菊之助の絞り出すような「逃げろ作兵衛!」という叫び。まるで深い絆でつながっているように見えるふたりが“仇を討つ者”と“討たれる者”として再会する――そして、金治の「やるしかないか」という覚悟の一言が響く。仇討ちの裏に隠された人々の想いとは何なのか? 劇場で確認したい。
映画『木挽町のあだ討ち』は、2026年2月27日(金)より全国公開。

ある雪の降る夜、芝居小屋のすぐそばで美しい若衆・菊之助による仇討ちが見事に成し遂げられた。その事件は多くの人々の目撃により美談として語られることとなる。1年半後、菊之助の縁者と名乗る侍・総一郎が「仇討ちの顛末を知りたい」と芝居小屋を訪れる。菊之助に関わった人々から事件の経緯を聞く中で徐々に明らかになっていく事実。果たして仇討ちの裏に隠されたその「秘密」とは。そこには、想像を超える展開が待ち受けていた。
監督・脚本:源孝志
原作:永井紗耶子「木挽町のあだ討ち」(新潮社刊)
出演:柄本佑、長尾謙杜、瀬戸康史、滝藤賢一、山口馬木也、愛希れいか、イモトアヤコ、冨家ノリマサ、野村周平、高橋和也、正名僕蔵、本田博太郎、石橋蓮司、沢口靖子、北村一輝、渡辺謙
配給:東映
©2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会
2026年2月27日(金) 全国公開
公式サイト kobikicho-movie