Oct 10, 2025 news

萩原利久×古川琴音W主演 日本画家・四宮義俊が監督を務めた長編アニメーション 映画『花緑青が明ける日に』26年3月公開

A A
SHARE

新海誠監督や片渕須直監督など名だたる監督のアニメーション作品に参加してきた日本画家・四宮義俊が、初の長編アニメーション監督を務めた、映画『花緑青が明ける日に』。この度、本作の公開日が決定し、あわせて新特報映像が公開された。

本作のタイトルにある“花緑青”とは、かつて花火の材料に使われており、燃やすと青くなる緑色の顔料で、その毒性から現在は幻の顔料のこと。物語の舞台は、土地立ち退きの強制執行が迫る創業330年の花火工場・帯刀煙火店。そこで育った若者たちと、幻の花火“シュハリ”をめぐる2日間の物語を描いている。

声の出演は、W主演に声優初挑戦となる若手実力派俳優の萩原利久と古川琴音。瑞々しい演技で命を吹き込んでいる。さらに、人気声優・入野自由と、独特の存在感を放つ岡部たかしが脇を固める。

この度公開された新特報映像では、萩原演じる幻の花火“シュハリ”に情熱を注ぐ敬太郎が花火工場・帯刀煙火店で作業している様子や、古川演じる地元を離れ将来の道に悩むカオルの姿が次々に描かれる。日本画家・四宮義俊監督ならではの映像表現が若者ふたりの青春譚を彩り、草木の揺らめきやスイカについた水滴のきらめく光までもが繊細に描かれており、期待が高まる。

映画『花緑青が明ける日に』は、2026年3月6日(金)より全国公開。

作品情報
映画『花緑青が明ける日に』

緑豊かな森の中にある花火工場・帯刀煙火店は、町の再開発により立ち退きを迫られている。帯刀敬太郎は、4年間そこに立てこもり、蒸発した父に代わって幻の花火と呼ばれる“シュハリ”を完成させるため花火作りに没頭していた。一方、東京で暮らす幼馴染のカオル。過去に起きたある事件をきっかけに地元を離れていたが、立ち退きがいよいよ明日に迫る中、帯刀家を訪れる。2人は再び出会い、失われた花火の秘密に迫るため驚きの計画を企てる。その鍵を握るのは美しい青色の顔料“花緑青”だった。

原作・脚本・監督:四宮義俊

出演:萩原利久、古川琴音、入野自由、岡部たかし

©2025 A NEW DAWN Film Partners

2026年3月6日(金) 全国公開

公式サイト hanaroku