東野圭吾による小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」(光文社文庫刊)が実写映画化される。
ラスベガスで名を馳せるほどの卓越したマジックと、巧みな人間観察能力を持ちながら、金にシビアで、息を吐くように嘘をつくという、超個性的な主人公・神尾武史を演じるのは、福山雅治。ガリレオ制作の流れから互いに 「またいつかお仕事ご一緒できたらいいですね」と話していたという東野と福山だが、早くもその話が実現する。東野が本作を執筆したきっかけも、福山の「ダークヒーローを演じてみたい」という言葉にあったという。
また、福山演じる神尾武史の姪で、実父が何者かに殺されたことをきっかけに武史とバディを組み、殺人事件の解決に向けて奔走する神尾真世役を、福山とは初共演となる有村架純が演じる。
メガホンをとるのは『コンフィデンスマンJP』シリーズや『イチケイのカラス』シリーズなどを数々手掛ける田中亮監督。