Jun 08, 2017 news

藤原竜也、湊かなえになったつもりで?!サイン本をプレゼントし、映画とドラマをアピール

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コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第91回

現在、TBS系で放送中の主演ドラマ『リバース』も好調の藤原竜也が、6月7日に東急プラザ銀座のキリコラウンジで行われた、映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』の公開直前イベントに出席した。

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時間を間違えて1時間も早く会場入りしたという藤原は、「これほど宣伝しにくい映画は初めてです」と、NGワードが多い本作の紹介に気を遣いすぎて疲弊すると、「早く公開してほしい」とウズウズしていた。 うっかり藤原の口から何かネタバレでもしようものなら、一緒に登場した4人の[曾根崎ガールズ]たちに羽交い締めされそうなほど、会場は“物々しい”雰囲気となった。

ただ、そんな緊張感をも楽しむかのように、藤原本人はというと「物語は1995年と2017年とを行ったり来たりするんですが、この現象を僕は『リバース』と呼んでいます。今週の9話も是非!」と、ドラマの番宣に励んでいた。

また、これまで様々なクセのある役を演じてきた藤原だが、今回の役はそれらとはまた違った魅力があったようで、「今まで手をつけてなかったキャラや作品を、入江監督に与えてもらいました」と、本作のメガホンを執った入江悠監督に感謝の言葉を述べていた。

さらに、藤原演じる【曾根崎雅人】を追い続ける刑事【牧村航】を演じた伊藤英明については、「良きリーダーとして気を遣ってくれました」と語り、「先月、誕生日を迎えたんですが、僕の自宅に見たことのないような加湿器をプレゼントしてくれました。使い方が分からないのでしまったままですけど(笑)。あと、見たことのないようなお水セットもプレゼントされました」と、劇中の曾根崎と牧村の関係同様、相手をおちょくっていた藤原だった。

なお、イベントではサプライズとして、会場に集まったお客さん一人一人に対し、藤原が“自腹”で購入したという、劇中に登場する告白本と同じ書影を使用した小説版に、藤原自らがサインを書いてプレゼントしていった。 サイン会は初めてという藤原は「湊かなえさんになったつもりでやります」と、再び『リバース』の話を持ち出し(湊かなえは『リバース』の原作者)、番宣に励んでいた。

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そんな中、お客さんの一人に藤原のモノマネが得意だと豪語する男性ファンが出現。藤原のモノマネで今話題の芸人・Gたかしの十八番である『床がキンキンに冷えてやがるぜ!』をその若者が披露すると、Gたかしのネタには黙認だった藤原も、今回だけは「公認で!」と、ノリノリの様子を見せていたのだった。

映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-(ワーナー配給)

映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-(ワーナー配給)は、22年前の連続殺人事件の犯人を名乗る男の「告白」が、新たなる事件を引き起こす様子を描いた、2012年公開の韓国映画『殺人の告白』を原作にしたクライム・サスペンス。

監督:入江悠
脚本:平田研也、入江悠
出演:藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩松了、岩城滉一、仲村トオル ほか

公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/22-kokuhaku/

佐々木誠

「日刊 情報プレス」編集者 (有)情報プレス社が発行する「日刊 情報プレス」は、映画業界のニュースやイベント、興行成績、劇場公開情報など、映画に関する様々な情報を掲載。また、Facebookページでは、【情報プレスα】(www.facebook.com/joho.press.jp)として、映画の舞台挨拶やイベントの模様を面白可笑しく掲載中。日々アップしている。