『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の主題歌が菅田将暉による「谺(こだま)する」に決まったことが発表され、あわせて主題歌を使用した最新予告映像が公開された。
日本は、突如として“ゴーレム”と呼ばれる生き血を求めて人間を食らう恐ろしい化け物に支配された。間宮響(竹内涼真)は、この事態に戸惑いながらも愛する恋人・小笠原来美(中条あやみ)を守るため、そこで出会う仲間たちと戦ってきた。
死と隣り合わせの壮絶な終末世界を極限状態で生き延びてきた2人だが、Season3では来美がゴーレムウィルスに感染し亡くなってしまう。来美の死の間際、2人の間にたったひとりの愛娘・ミライが産まれるも、何者かに奪われ連れ去られてしまい‥‥。
そしてこの度、そんな本作の主題歌を、菅田将暉が担当することが発表された。菅田は2021年に地上波で放送された「君と世界が終わる日に」Season1の主題歌「星を仰ぐ」も担当しており、主題歌と主演という形で、竹内と3年ぶりのタッグを組む。主題歌は「これまでシリーズを背負ってきた響ないしは竹内の集大成に贈る歌になるように作ってほしい」との製作陣からの依頼を受けて書き下ろされた楽曲「谺(こだま)する」。
今回楽曲のプロデュースにも関わった菅田は、「(響の)”果てしない愛情”に対し、その想いが世界中に谺してくれという願いと共に、強く抱きしめたい気持ちにかられ主題歌を作りました。どうか、映画と共にスクリーンから飛び出して、心という心に降り注いでくれ。」と熱いメッセージを残している。
さらにこの度、主題歌「谺する」を使用した最新予告映像も公開された。「10年後、家族ができたりして‥‥」と冗談交じりに話す響と来美が、幸せそうに将来のことを語り合うごく当たり前の日常を描いたワンシーンから一変、2人の幸せは奪われてしまう。
ウィルスの世界崩壊により人類は滅亡の一途をたどる。大切な仲間も最も愛する人も失い、さらにはワクチンの研究材料として最愛の娘・ミライも奪われてしまった響は、最後の戦いへ挑む。“人類の未来”か“娘の命”か。究極の選択を強いられながら、響はシリーズ史上最大の敵に立ち向かっていく。