第71回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に正式出品され、第25回釜山国際映画祭ニューカレンツアワード受賞など、そのほか世界の映画祭で評価を受けている映画『由宇子の天秤』。
三年前に起きた女子高生いじめ自殺事件を追うドキュメンタリーディレクターの由宇子は、テレビ局の方針と対立を繰返しながらも事件の真相に迫りつつある中、父から思いもよらぬ“衝撃的な事実”を聞かされる。常に真実を明らかにしたいという信念に突き動かされてきた由宇子を待ち受ける衝撃の結末。最後に彼女がカメラを向ける先にあるものとは・・・。
主演は、『火口のふたり』(19)で第93回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞に輝き、本作でスペインのラス・パルマス国際映画祭で最優秀女優賞に輝いた瀧内公美。脇を固めるのは『佐々木、イン、マイマイン』(20)の河合優実、『かぞくへ』(16)の梅田誠弘、さらに日本映画界屈指のバイプレイヤー 光石研ら。
この度、映画のあらすじをダイジェストで紹介するマンガ版予告映像が公開され、繊細な線のタッチで、各登場人物の迫真の表情や心理描写を丁寧に描いている。作画を手がけたのは、漫画家の寺田ケンイチ。春本監督の前作『かぞくへ』からのファンだったことで、監督との交流がはじまったそうだ。
さらに本映像には映画本編にはないオリジナルカットも書き下ろされている。マンガ版予告映像にするにあたっての絵コンテや、編集作業は監督自身が行っており、映画の持つ不穏でサスペンスフルな世界観が見事に完成された。映画公式TikTokアカウントでも公開されている。
監督・脚本は、『かぞくへ』(16)が高く評価された春本雄二郎。そして、長編アニメーション『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の片渕須直がプロデューサーとして参加。
映画『由宇子の天秤』は、9月17日(金)より渋谷ユーロスペースほかにて全国公開。
三年前に起きた女子高生いじめ自殺事件を追うドキュメンタリーディレクターの由宇子は、テレビ局の方針と対立を繰返しながらも事件の真相に迫りつつあった。そんな時、学習塾を経営する父から思いもよらぬ“衝撃的な事実”を聞かされる。大切なものを守りたい、しかしそれは同時に自分の「正義」を揺るがすことになる――。果たして「“正しさ”とは何なのか?」常に真実を明らかにしたいという信念に突き動かされてきた由宇子は、究極の選択を迫られる…。
脚本・監督・編集:春本雄二郎
出演:瀧内公美、 河合優実、梅田誠弘、松浦祐也、和田光沙、池田良、木村知貴、前原滉、永瀬未留、河野宏紀、根矢涼香、川瀬陽太、丘みつ子、光石研
配給:ビターズ・エンド
©️2020 映画工房春組 合同会社
2021年9月17日(金) 渋谷ユーロスペースほか全国公開
公式サイト bitters.co.jp/tenbin/
【公式TikTokアカウント】
アカウント名:映画『由宇子の天秤』公式
ユーザーネーム:@yuko_no_tenbin
リンク:tiktok.com/@yuko_no_tenbin