フィリップ・リドリー監督作品『柔らかい殻』の予告映像と場面写真が公開された。
1990年の公開時、各国の映画祭でセンセーションを巻き起こした映画『柔らかい殻』は、絵画、小説、舞台、児童文学とジャンルを超えて才能を発揮するイギリスの鬼才、フィリップ・リドリーが自ら脚本と監督を手掛けた初の長編監督作品。公開以来、世代を超えて国内外でファンが増殖したカルト的傑作が、ファン待望の復活を果たす。
物語の舞台は1950年代のアイダホ州。一面に小麦畑が広がる田舎町に育った8歳の少年セスは表面的には平和な生活を送っている。しかし、ある日友達が何者かに殺されたことをきっかけに、セスの周囲で次から次へと恐ろしいことが起こり始める。
セスの兄を演じるのは、キャリア初期のヴィゴ・モーテンセン。そのほか、『アバウト・タイム 愛おしい時間について』などにも出演したリンジー・ダンカンら実力派キャストが脇を固める。
映画『柔らかい殻』は、2024年10月4日(金)より全国順次ロードショー。
1950年代のアイダホ州、小麦畑が広がる田舎町。気弱な父と厳しい母と3人で暮らすセスはごく普通のやんちゃな男の子。ある日、セスは友人のイーブンとキムと共に孤独なイギリス人女性ドルフィンに仕掛けたいたずらがばれ、母に謝りに行かされる。ドルフィンの家は捕鯨の銛や骨で埋め尽くされており、彼女が語る亡き夫への愛や悲しみの話は衝撃的で、父が読んでいた吸血鬼小説の絵に彼女がそっくりだったことから、セスはドルフィンが吸血鬼に違いないと思い込んだ。そんなある日、行方不明になったイーブンの死体が井戸で発見されるという事件が起こる。セスはドルフィンを疑うが、自分の父に容疑がかかり、悲劇が連鎖してゆく。
監督・脚本:フィリップ・リドリー
出演:ジェレミー・クーパー、ヴィゴ・モーテンセン、リンジー・ダンカン
配給:コピアポア・フィルム
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2024年10月4日(金) シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
公式サイト yawarakaikara2024