中国映画界随一の撮影監督ドゥ・ジエによる日本映画『椰子の高さ』の本予告映像が公開された。
本作の舞台は、日本の四国最南端<足摺岬(あしずりみさき)>。そこで、新婚旅行直前に恋人と破局した女・菅元と、愛する人を亡くした男・持田が出会う。四国の果てで交錯する、ふたりの”孤独”と”再生”の物語。
本作を描くのは、累計興行収入2,000億円超を記録した『唐人街探偵』シリーズをはじめ、数々の中国大作映画の撮影監督としてキャリアを築いたドゥ・ジエ。長編監督としてはデビュー作となる本作を監督・脚本・撮影・美術・編集のすべてを自ら手がけ、豊かな映像美で”日本”を魅せる。また主演・菅元役は大場みなみ(『くまをまつ』『あるいは、ユートピア』『すべての夜を思いだす』)、持田役を田中爽一郎(『Cloud クラウド』『ラストホール』)が務めている。




このたび公開された本予告映像は、菅元が「10、9、8‥‥」とカウントダウンを呟きながら、無表情でジェットコースターに乗る場面から始まる。さらに、本作の印象的なカットの一つともいえる、菅元が旅の果てに辿り着いた高知県・足摺岬の「地獄の穴」を覗き込むシーンが映し出される。その後、物語を左右する、婚約指輪を渡す青木や菅元と同じく旅をしている謎の女性・凛、そして菅元が旅先で出会う持田をはじめとした登場人物が現れ、旅先での出会いが引き起こす変化やそれぞれの人生が運命として交差し、様々な物語の展開を予感させる映像となっている。また、撮影監督も務めたドゥ・ジエの映像美も見逃せない。
映画『椰子の高さ』は、2026年2月6日(金)より全国順次公開。

ペットショップで働く菅元は、ある日、日本料理店に勤める恋人・青木が、料理中に魚の腹から見つけた指輪をきっかけに、結婚を約束する。しかし、新婚旅行を目前に、ふたりの関係は唐突に終わりを迎えた。失意の中、彼女が向かったのはふたりで行くはずだった目的地、四国の果て<足摺岬>。そこで立ち寄った足摺七不思議のひとつ「地獄の穴」に、指輪を落としてしまう。そして旅の途中、彼女は恋人と泊まるはずだった宿で、店主の持田と出会う。彼はかつて恋人だった写真家・凛を自殺で亡くし、その面影を抱えながら、町に留まり続けていた。一つの結婚指輪が引き合わせたふたりの心に宿る、“喪失”という同じ痛み。やがて言葉を交わすうちに、止まっていたそれぞれの時間が、ゆるやかに動きはじめる。答えはどこにもない。それでも、世界は少しずつ前へ進んでいく。
監督・脚本・撮影・美術・編集:杜杰(ドゥ・ジエ)
出演:大場みなみ、田中爽一郎、小島梨里杏、渋谷盛太、千賀健史、田口敬太、烏森まど、崔凱晨、澤真希、小島ゆうな、酒瀬川純一、庄野広樹、吉田拓央、浜口宏樹
配給:ギークピクチュアズ
©D·UNION FILM INC. 2024
2026年2月6日(金) アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
公式サイト yashinotakasa-movie