ストリートカルチャーのマスターピース、映画『ワイルド・スタイル』が製作から40周年を迎えるのを記念して、9月2日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷・ 新宿シネマカリテ他で全国公開される。
これから本作を鑑賞するオーディエンスに向けて、今年で71歳となる本作の監督、チャーリー・エーハン氏からのコメント動画が公開された。HIPHOPという言葉も存在していなかった時代に、今も脈々と受け継がれるカルチャーが産み出されたシーンの中にいたからこそ語れる、貴重な“証言”。
約40年前のNYにて、産声をあげたばかりのHIPHOPというストリートカルチャーを描き、世界中で熱狂を呼び、日本では1983年に公開された伝説的な作品である本作。HIPHOP黎明期のリアルな空気感をそのままスクリーンで体感できる、歴史的に貴重な作品となっている。
【チャーリー・エーハン監督 コメント】
ヒップホップとは、最もダイレクトに人々の心を掴めるカルチャーなんだ。自分自身をオープンに表現することができ、また、大人ではなくキッズ/子どもたちによってつくられたものだった。企業の力でなく、レコードを売るためでもなく、洋服ブランドをプロモートするためでもない。それはキッズが自らを表現するために、グラフィティやダンス、そしてDJという手法を選びとったものなんだ。
その中で特にMCはとても重要だ。なぜなら、MCは80年代の若者の間でひとつの芸術の形を作った。「詩」の重要性を共有するきっかけになったんだ。まだ多くの人が気づいていないのだけれど、キッズたちはただ何も考えないでリリックを書いていたわけではない。それが、若者たちの表現力や感受性、許容力を育て、進むべき道筋を知る上で、とても大事な役割を担った。だからヒップホップは今でも、とても重要とされているんだ。
約40年前のNYにて、産声をあげたばかりのHIPHOPというストリートカルチャーを描き、世界中で熱狂を呼び、日本では1983年に公開された伝説的な作品である本作。HIPHOP黎明期のリアルな空気感をそのままスクリーンで体感できる、歴史的に貴重な作品。
監督・製作・脚本:チャーリー・エーハン
配給:シンカ
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2022年9月2日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷・ 新宿シネマカリテほか全国公開
公式サイト synca.jp/wildstyle/