愛知県三河・蒲郡市で、かつては活気に満ち溢れた「繊維産業」の“今”に切り込むエンタメドキュメンタリー、映画『わたのまち、応答セヨ』が公開される。この度、本作の予告映像、ポスタービジュアルが公開された。
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本作は、『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』の岩間玄監督が、「進め!電波少年」などのテレビ界の伝説的プロデューサー・土屋敏男とタッグを組んで贈る、エンタメドキュメンタリー。
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「街の繊維産業に光を当てる映画を作ってほしい」と市の依頼を受け、三河・蒲郡市を訪れた監督は途方に暮れた。1200年前、日本に初めて綿花がもたらされた街。戦後、衣類が不足する中、織れば飛ぶように売れた空前の好景気で朝から晩まで街のあちこちで「ガチャン、ガチャン」と音が鳴り響いていた。しかし、かつての活気は失われ、いまや、織機の音も聞こえてこない。そこにあるのは、街の構造的な問題と人々の諦めムード。「ここに描くべき希望があるのか?」と、映画制作は難航を極める。そんな中、わたを種から育て紡ぐ80歳の職人と出会い、映画作りがその職人の背中を押し、街を揺さぶり、人々の眠っていた情熱が燃え上がっていく。そして、舞台は蒲郡からロンドンへ怒涛の如く展開し、日本のモノ作りの本気が、海を越えて人々の心を掴み、「繊維の街」に奇跡をもたらす。
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本作の語りを担当するのは、『ケイコ 目を澄ませて』で第46回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞ほか数々の賞を受賞した岸井ゆきの。
映画『わたのまち、応答セヨ』は、2025年5月2日(金)より全国ロードショー。
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愛知県三河・蒲郡市で、かつては活気に満ち溢れた「繊維産業」の今に切り込み、様々な出会いが「繊維の街」に奇跡をもたらす、エンタメドキュメンタリー。
監督・撮影・編集:岩間玄
企画・プロデュース:土屋敏男
語り:岸井ゆきの
配給:鈴正 JAYMEN TOKYO
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2025年5月2日(金) 新宿シネマカリテほか全国ロードショー