Jun 05, 2025 news

世界中の映画祭で絶賛の嵐! 短期間での撮影と低予算で作られた、実体験に基づく深層心理サスペンス 映画『入国審査』

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監督の実体験に基づく“予測不能”の深層心理サスペンス、映画『入国審査』。この度、本作の予告映像が公開された。

舞台はNYの空港。入国審査を待つ幸せなカップルたちは、移住のビザも取得し、新天地で暮らす準備は万全だったはずが、説明もなく別室に連行される。突然はじまる密室での不可解な尋問。なぜ2人は止められてしまったのか。予想外の質問が次々と浴びせられる中、やがてある疑念が2人の間に沸き起こる。

本作は、わずか17日間の撮影、たった65万ドルで制作された低予算作品かつ、監督にとってはデビュー作。そんな作品が、スペイン映画として初めてインディペンデント・スピリット賞3部門(新人作品賞、新人脚本賞、編集賞)にノミネート、SXSW国際映画祭に正式出品され、タリン・ブラックナイト映画祭新人作品賞をはじめ、世界中の映画祭で、最優秀作品賞や観客賞など数々の賞に輝いた。

監督・脚本を手掛け、いま最も注目される映像作家へと転身を遂げたのは、ベネズエラ出身のアレハンドロ・ロハスとフアン・セバスチャン・バスケス。本作は、ロハス監督自身が故郷のベネズエラからスペインに移住した際に、実際に体験したことからインスピレーションを受けて本作を生み出された。

気弱に見えて得体の知れない影を感じさせるディエゴを演じるのは、『プリズン211』のアルベルト・アンマン。異国の地でパートナーの別の顔を知るという悪夢へと突き落とされるエレナには、『悲しみよ、こんにちは』、Netflix映画『その住人たちは』のブルーナ・クッシ。威圧的で底知れない恐ろしさを放つ2人の審査官は、Netflixの大ヒットシリーズ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のローラ・ゴメスと、『サン・セバスチャンへ、ようこそ』のベン・テンプルが演じる。

映画『入国審査』は、2025年8月1日(金)より全国公開。

作品情報
映画『入国審査』

移住のために、バルセロナからニューヨークへと降り立った、ディエゴとエレナ。エレナがグリーンカードの抽選で移民ビザに当選、事実婚のパートナーであるディエゴと共に、憧れの新天地で幸せな暮らしを夢見ていた。ところが入国審査で状況は一転。パスポートを確認した職員になぜか別室へと連れて行かれる。「入国の目的は?」密室ではじまる問答無用の尋問。やがて、ある質問をきっかけにエレナはディエゴに疑念を抱き始める。

監督・脚本:アレハンドロ・ロハス、フアン・セバスチャン・バスケス

出演:アルベルト・アンマン、ブルーナ・クッシ

配給:松竹  

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2025年8月1日(金) 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

公式サイト movies.shochiku.co.jp/uponentry/