May 12, 2025 news

“その答えがあなたの人生を左右する” 監督の実体験に基づく深層心理サスペンス 映画『入国審査』

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世界各国の映画祭で新人監督賞や観客賞を獲得した深層心理サスペンス、映画『入国審査』の公開が決定し、特報映像とポスタービジュアルが公開された。

舞台はニューヨークの空港、入国審査を待つ幸せなカップル。移住のビザも取得し、新天地で暮らす準備は万全だったはずが、説明もなく別室に連行され、密室での不可解な尋問が始まる。なぜ2人は止められたのか。審査官は何かを知っているのか。予想外の質問が次々と浴びせられる中、やがてある疑念が2人の間に沸き起こる。

監督・脚本はアレハンドロ・ロハスとフアン・セバスチャン・バスケス。わずか17日間で撮影された低予算の監督デビュー作が、スペイン映画として初めてインディペンデント・スピリット賞3部門にノミネート、さらに世界各国の映画祭で新人監督賞や観客賞を獲得するなど大きな注目を集めた。

故郷のベネズエラからスペインに移住した時の監督自身の実体験からインスピレーションをもとに実力派俳優を迎えて制作された本作は、SXSW国際映画祭2023に正式出品され、北欧最大の映画祭第26回タリン・ブラックナイト映画祭で新人作品賞受賞、第28回コルカタ国際映画祭・最優秀作品賞受賞、第72回マンハイム-ハイデルベルク国際映画祭・観客賞受賞、第16回スペイン・ラテンアメリカ映画祭・観客賞受賞などするなど、15か国の映画祭で20以上りの賞を受賞し、世界中の映画祭を席巻した。

映画『入国審査』は、2025年8月1日(金)より全国公開。

作品情報
映画『入国審査』

移住のために、バルセロナからニューヨークへと降り立った、ディエゴとエレナ。エレナがグリーンカードの抽選で移民ビザに当選、事実婚のパートナーであるディエゴと共に、憧れの新天地で幸せな暮らしを夢見ていた。ところが入国審査で状況は一転。パスポートを確認した職員になぜか別室へと連れて行かれる。「入国の目的は?」密室ではじまる問答無用の尋問。やがて、ある質問をきっかけにエレナはディエゴに疑念を抱き始める。

監督・脚本:アレハンドロ・ロハス、フアン・セバスチャン・バスケス

出演:アルベルト・アンマン、ブルーナ・クッシ

配給:松竹  

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2025年8月1日(金) 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開