May 13, 2024 news

1953年、白色テロ時代の台湾で、自由を制限されながら語ることをあきらめなかった女性たちの物語 映画『流麻溝十五号』

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台湾の白色テロ時代を台湾・緑島で生きた女性たちを描いた映画『流麻溝十五号』が公開される。この度、本作の特報映像・メインビジュアル・場面写真が公開された。

“白色テロ時代”とは、1947年2月28日に台湾の台北市で発生した“二・二八事件”以降、反体制派に対して政治的弾圧が行われた時代。1947年と1949年から、2度戒厳令が敷かれ、1987年に解かれるまで、40年にわたって恐怖政治が続いた。

第二次大戦後、台湾・緑島には30年以上もの間、政治犯収容を目的とした教育施設と監獄が置かれており、そこには高校生や活動家、モダンダンサーなど年齢も育ちも異なる人々が捕らわれていた。本作は史実を基に、実在した幾人の命を3人の女性に投影し、家族や生活、さらには名前すらをも奪われながら信念を曲げず、真の自由が訪れることを切望した人々の物語を描く。タイトルとなっている“流麻溝十五号”は、緑島にあった身分も年齢も違う女性たちが収容されていた住所を指す。

映画『流麻溝十五号』は、2024年7月26日(金)より全国順次公開。 

作品情報
映画『流麻溝十五号』

第二次大戦後、台湾・緑島には30年以上もの間、政治犯収容を目的とした教育施設と監獄が置かれており、そこには高校生や活動家、モダンダンサーなど年齢も育ちも異なる人々が捕らわれていた。そこに生きた勇敢な女性たちの物語。

監督:ゼロ・チョウ

原作:ツァオ・シンロン

出演:ユー・ペイチェン、リエン・ユーハン、シュー・リーウェン、シュー・タオ、ジャン・ユエ

配給:太秦 

© thuànn Taiwan Film Corporation

2024年7月26日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次公開