台湾では甲子園さながらの盛り上がりを見せる高校バスケットリーグ(HBL)で活躍した、実際の兄弟から着想を得た映画『運命のマッチアップ』。本作は、世界中の映画祭で上映され、2020年の台北映画祭では観客賞を始め4部門を受賞した。
この度、予告映像が公開された。
バスケの秀でた才能を持つ兄弟・ショウユーとトンハオは、母を早くに亡くし父とは離れて暮らしている。兄のショウユーは片耳にハンデを負いながらもバスケ部が廃部寸前のグアンチェン高校に、弟のトンハオは夢を追う一心でHBLの連覇を狙う強豪校・ユーイン高校にスカウトされ、やがて最大のライバルとして運命の試合に挑む。
兄のショウユ ーを演じたのは、本作で第56回金馬奨の最優秀新人俳優賞を受賞し、Netflixで配信中のドラマ『悲しみより、もっと悲しい物語 The Series』でW主演を務めたファン・シャオシュン。弟のトンハオを演じたのは『追撃者~逆局~』でW主演に大抜擢されたチュウ・シュアンヤン。監督を務めたのは『光にふれる』で金馬奨の最優秀新人監督賞を受賞し、その後『共犯』でも日本に大きな衝撃を与えたチャン・ロンジー。次なる挑戦はスポーツ映画とする中で、今回はリアルを映すことよりも自身が感じた印象深い空気感や人々を投影することに集中。監督のこだわりで、俯瞰ではなく、カメラもコートの中にいれて選手の近くで撮影し、その迫力や息遣いが伝わる印象深いシーンを作った。
映画『運命のマッチアップ』は6月24日(金)公開。
バスケの秀でた才能を持つ兄弟・ショウユーとトンハオは、母を早くに亡くし父とは離れて暮らしている。兄のショウユーは片耳にハンデを負いながらもバスケ部が廃部寸前のグアンチェン高校に、弟のトンハオは夢を追う一心でHBLの連覇を狙う強豪校・ユーイン高校にスカウトされ、やがて最大のライバルとして運命の試合に挑む。
監督:チャン・ロンジー
出演:ファン・シャオシュン チュウ・シュアンヤン
配給:ライツキューブ
©We Are Champions Films Ltd.
2022年6月24日(金) 公開