Jun 02, 2025 news

カナダの新鋭監督マシュー・ランキンが描く、同級生のメガネを買うために奮闘する姉妹とめぐる“ミステリーツアー” 映画『ユニバーサル・ランゲージ』

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カンヌ国際映画祭の映画作家の発掘と支援を目的とした部門・監督週間において最高賞となる観客賞を受賞した、映画『ユニバーサル・ランゲージ』。この度、アカデミー国際長編映画賞のカナダ代表にも選出された本作の日本公開が決定し、あわせて特報映像とティザービジュアルが公開された。

本作は、架空のカナダ・ウィニペグを舞台に、ちょっとズレた人々が織りなす、すれ違いのファンタジー。

監督を務めるのは、カナダ首相の座を巡る権力争いを皮肉と遊び心たっぷりに描いたブラック・コメディ「The 20th Century」がベルリン、トロントなど主要な国際映画祭をはじめ、世界で絶賛された実験映画監督と知られるマシュー・ランキン。

舞台は、ペルシャ語とフランス語が公用語になった“もしもの世界”のカナダ・ウィニペグ。暴れまわる七面鳥に、新調したメガネを奪われたと語る少年・オミッドは、学校の先生に黒板の字が読めるようになるまでは、授業を受けさせないと理不尽な待遇を受けてしまう。同情した同級生のネギンと姉のナズゴルは、凍った湖の中に眠る大金を取り出して、新しいメガネを買ってあげようと思いつく。姉妹は、大人にお金を取り出すためのアドバイスを求めるも、街の住民たちは、みんなちょっとヘンテコな人たちばかりで、なかなか良い助言がもらえない。思うようにいかない中、そこに廃墟を観光スポットとして紹介する奇妙なツアーガイド・マスードや、仕事に嫌気が差して自暴自棄になったマシューも登場すると展開が一転していく。

映画『ユニバーサル・ランゲージ』は、2025年8月29日(金)公開。

作品情報
映画『ユニバーサル・ランゲージ』

物語の舞台は、ペルシャ語とフランス語が公用語になった“もしもの世界”のカナダ・ウィニペグ。暴れまわる七面鳥に、新調したメガネを奪われたと語る少年・オミッドは、学校の先生に黒板の字が読めるようになるまでは、授業を受けさせないと理不尽な待遇を受けてしまう。同情した同級生のネギンと姉のナズゴルは、凍った湖の中に眠る大金を取り出して、新しいメガネを買ってあげようと思いつく。姉妹は、大人にお金を取り出すためのアドバイスを求めるも、街の住民たちは、みんなちょっとヘンテコな人たちばかりで、なかなか良い助言がもらえない。思うようにいかない中、そこに廃墟を観光スポットとして紹介する奇妙なツアーガイド・マスードや、仕事に嫌気が差して自暴自棄になったマシューも登場すると展開が一転していく。

監督・脚本:マシュー・ランキン

出演:ロジーナ・エスマエイリ、サバ・ヴェヘディウセフィ、ピローズ・ネマティ、マシュー・ランキン

配給:クロックワークス

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2025年8月29日(金) シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開