Oct 17, 2025 news

シンデレラの靴を履くために、どこまでできる? 北欧発ゴシック・ボディホラー 映画『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』

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童話「シンデレラ」をモチーフにした北欧発のゴシック・ボディホラー、映画アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』の日本版予告映像、キービジュアルが公開された。

童話「シンデレラ」に登場する意地悪で醜い義姉妹の一人を主人公にした本作は、招待された憧れの王子様の舞踏会で妃に選ばれるため、想像を絶するほどの恐怖や痛みを伴う身体改造に挑み、その暴走する美への執着と狂気のさまを、現代にも通じる滑稽で皮肉なルッキズム風刺をまとって描くボディホラー。

主人公のエルヴィラを演じるのは、子役としてキャリアをスタートさせ、モデルとしても活躍するリア・マイレン。本作が長編映画デビューとなるエミリア・ブリックフェルト監督は、デヴィット・クローネンバーグ監督から強い影響とインスピレーションを受け、美に囚われた女性たちのおぞましいフェアリーテイルを完成させた。

映画『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』は、2026年1月16日(金)より全国公開。

作品情報
映画『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』

スウェランディア王国のユリアン王子は、淑女たちの憧れの存在。彼と結婚するために、彼女たちは日々努力を重ね、美しさに磨きをかける。エルヴィラは、母レベッカの再婚のために妹アルマとこの王国へとやってきた。ユリアン王子の花嫁になることを夢見ながら‥‥。新しい家族となる義姉妹のアグネスは、家柄に恵まれたとても美しい女性。一方、エルヴィラは矯正器具に覆われた口元、ふくよかな体形、こじんまりとした鼻、つぶらな瞳。しかし、アグネスの父が急逝したことで事態は一変する。レベッカはアグネスを貶め、エルヴィラを国王の花嫁にするため手段を選ばずに美を施してゆく。そんななか、ユリアン王子の花嫁候補を集めた舞踏会が開かれることになるが‥‥。

監督・脚本:エミリア・ブリックフェルト 

出演:リア・マイレン、アーネ・ダール・トルプ、テア・ソフィー・ロック・ネス、フロー・ファゲーリ、イサーク・カムロート

配給:スターキャットアルバトロス・フィルム

R15+

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2026年1月16日(金) 新宿ピカデリーほか全国公開

公式サイト uglysister