東野圭吾の長編小説を重岡大毅主演で実写映画化する、映画『ある閉ざされた雪の山荘で』。この度、豪華キャスト8名が本作の見どころを語るキャストインタビュー特別映像が公開された。
本作は、東野圭吾が1992年に発表した同名作品を実写映画化。登場人物が全員役者、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定で、書籍発売当時大きな話題となった。
主人公・久我和幸を演じるのは重岡大毅。共演には、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、そして間宮祥太朗という今をときめく同世代の人気俳優たちが集結。彼らは、同じ劇団に所属する一癖も二癖もあるキャラクターの役者たちを好演している。
この度公開された特別映像では、豪華キャストたちがそれぞれが思う本作のポイントを語る。おすすめポイントを聞かれた中条は「起きている事は演技なのか、事件なのか、(出演者)全員が容疑者」である点が見どころだと明かす。森川は「役者が役者を演じるおもしろさ」を推し、戸塚は「話す台詞すべてが伏線で、見どころをいうとネタバレになるぐらい言える事がない」と仕掛けられた伏線の多さを強調。
また、メガホンを執った飯塚監督と過去に何度もタッグを組んでいる岡山は、「東野圭吾さんと監督の作風の混ざり合い」をポイントに挙げており、監督が加えた映画オリジナルの展開にも注目したい。
堀田は「トリックが1つじゃなく、二重三重になっていて最後までドキドキ」、西野が「謎解きを普段からやっている私でも最後までどうなるか全くわからなかった」と語るように、冒頭から張り巡らされたトリックの最後に明かされる展開に期待が高まる。
間宮は「芝居でサスペンスを成立させていて、エンタメとしても楽しめる」と演技と事件が絡み合っていく構造の面白さに加え、本作が全体を通して、エンターテインメントとして成立している点にも言及。キャストそれぞれが核心を避けながら見どころを語り、ラストに仕掛けられた展開に期待が高まる中、重岡はついネタバレしそうになるが‥‥。
映画『ある閉ざされた雪の山荘で』は、2024年1月12日(金)より全国ロードショー。
劇団に所属する役者7人に届いた、4日間の合宿で行われる最終オーディションへの招待状。新作舞台の主演を争う最終選考で彼らが“演じる”シナリオは、【大雪で閉ざされた山荘】という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件。出口のない密室で1人、また1人と消えていくメンバーたち。果たしてこれは、フィクションか? それとも本当の連続殺人か?彼らを待ち受ける衝撃の結末とは‥‥。
監督:飯塚健
原作:東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」(講談社文庫)
出演:重岡大毅、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 ©東野圭吾/講談社
2024年1月12日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
公式サイト tozayuki