Jul 22, 2022 news

家族の死の真相が企業の大スキャンダルを暴くことに‥‥韓国史上最悪の事件をもとにした映画『空気殺人~TOXIC~』日本版予告映像公開

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今秋公開を予定している、韓国映画『空気殺人~TOXIC~』。この度、日本版予告映像が公開となった。

『殺人の追憶』のキム・サンギョン主演で描く本作は、韓国で実際に起きた「加湿器殺菌剤事件」をベースに描いたもの。

加湿器殺菌剤事件とは、2011年までに約1,000万個販売された、加湿器のメンテナンスに使用する殺菌剤により、被害者100万人、5,000人以上の死傷者が発生した韓国史上最悪の事件だ。

今年4月、本国で公開されると、該当商品の発売元、類似品を製造・販売していた加害企業に、被害者救済を促す意味で、共同上映会が様々な地域で行われた。韓国では、国民の関心を集め、世論を動かした問題作とし知られている。

実際に、映画スタッフの中に加湿器殺菌剤を使用した者もおり、出演者のソ・ヨンヒも使うところだったという。そう、誰でも被害者になりうる身近な事件だったのだ。

ある日、突然妻を亡くし、息子も危険な状態に陥ってしまった医師・テフンを演じるのはキム・サンギョン。脇を固めるのは『ミッション:ポッシブル』のイ・ソンビン、ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」のユン・ ギョンホ。テフンの妻を演じるのは、映画『マドンナ』のソ・ヨンヒ。

安全なはずの加湿器殺菌剤に家族を殺された男が大企業に立ち向かう、映画『空気殺人~TOXIC~』は9月23日(金)より全国順次公開。

作品情報
映画『空気殺人~TOXIC~』

テフンは大学病院で救急救命室の医師をしている。ある日、息子・ミヌが意識を失い、病院に運び込まれる。 最近体調がすぐれなかったミヌだったが、病院に運ばれたときには呼吸ができない状態になっていた。診察の結果、肺が硬くなる“急性間質性肺炎”と判明する。息子に何もできないという絶望の最中、突然妻・ギルジュが同じ肺の病気で亡くなってしまう。 耐え難い現実に直面したテフンと義妹のヨンジュは、ギルジュが突然病気になった事を不審に思い、調査を始める。調査を始めてほどなくして、衝撃的な事実が明らかになる。 原因は、日常的に使用している加湿器用の殺菌剤にあったのであった。 世界的な企業であるオーツー社は、自社製品に有害な化学物質が含まれていることを隠して、過去17年間販売してきたのだ。オーツー社は「殺菌剤を加湿器に入れれば風邪に効く」と宣伝し、政府も日常的に使用できる安全性を認可して いた為、商品はヒットしたが、殺菌剤を使用した多くの人々の命が危険にさらされることに。テフンと多くの被害者たちは、真実を明らかにするためにオーツー社に立ち向かう。

監督・脚本:チョ・ヨンソン

出演:キム・サンギョン、イ・ソンビン、ユン・ギョンホ、ソ・ヨンヒ

配給:ライツキューブ

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2022年9月23日(金) 全国公開

公式サイト kuhkisatsujin.net