Apr 11, 2024 news

日本の音楽史を変えた不世出の音楽家・加藤和彦の軌跡を追う音楽ドキュメンタリー 映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』

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日本のロック・ポップス黎明期から時代を先取りし、今なお世代を超えて多くの人々に影響を与える音楽家、加藤和彦の軌跡を追った初めての音楽ドキュメンタリー、映画 『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』が公開される。この度、本作の予告映像、本ビジュアルが解禁された。

高橋幸宏が加藤和彦に寄せた想いから映画化の企画が立ち上がった本作は、日本初のミリオンヒットを生んだザ・フォーク・クルセダーズの結成秘話、サディスティック・ミカ・バンドの海外公演やレコーディング風景などを交えた映像、さらに日本のポップスの金字塔とも言える“ヨーロッパ三部作”に隠された逸話などを、関係者インタビューと貴重なアーカイブ映像で綴り、彼の音楽家としての功績を紐解いていく。

加藤がリーダーを務めたサディスティック・ミカ・バンドのヒット曲「タイムマシンにお願い」で幕をあける予告映像では、ジャンルをまたいだ多彩な関係者によるインタビューの一部が登場。サディスティック・ミカ・バンドが日本よりも先にイギリスで評価されることに大きく貢献した音楽プロデューサーのクリス・トーマス、同バンドのメンバー高橋幸宏、小原礼、そのほか、コシノジュンコ、泉谷しげる、きたやまおさむらが、それぞれの言葉で加藤への評価や彼の魅力を語る。また、日本初のミリオンヒットを記録したザ・フォーク・クルセダーズの「帰って来たヨッパライ」をはじめ、革新的な楽曲のごく一部も紹介される。

この度公開された予告映像のナレーションは、本作のために新たにレコーディングされた「あの素晴しい愛をもう一度~2024Ver.」のアレンジャーであり映画にも出演しているミュージシャンの高野寛が担当。

あわせて解禁された本ビジュアルには、ティザービジュアルに続きサディスティック・ミカ・バンドによる1976年のライブ・アルバム「ライブ・イン・ロンドン」のジャケットにも使用された鋤田正義による写真が使用されている。

企画・構成・監督・プロデュースを手掛けるのは、『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』『音響ハウス Melody-Go-Round』を手掛けた相原裕美。

▼相原裕美(企画・構成・監督・プロデュース) コメント
前作『音響ハウス Melody Go Round 』完成試写会の時に、高橋幸宏さんから何気無く「トノバン(加藤和彦)って、もう少し評価されても良いのじゃないかな?今だったら、僕も話すことが出来るけど」と言われたのが、加藤和彦さんに強く興味を持ったきっかけでした。それから、加藤さんの事を調べれば調べる程、革新的な事や、新しいスタイルを産み出している事等々、音楽業界にいながら加藤さんの事を本当に知らなかった、と愕然となりました。微力ながらこの映画が、加藤和彦さんの再評価につながればと思います。

映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』は、2024年5月31日(金)より全国順次公開。

作品情報
映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』

日本のロック・ポップス黎明期から時代を先取りし、今なお世代を超えて多くの人々に影響を与える音楽家、加藤和彦の軌跡を追った初めての音楽ドキュメンタリー。

監督:相原裕美

出演:きたやまおさむ、松山猛、朝妻一郎、新田和長、つのだ☆ひろ、小原礼、今井裕、高中正義、クリス・トーマス、泉谷しげる、坂崎幸之助、重実博、コシノジュンコ、三國清三、門上武司、高野寛、高田漣、坂本美雨、石川紅奈(soraya) 他

ARCHIVE:高橋幸宏、吉田拓郎、松任谷正隆、坂本龍一 他

配給:NAKACHIKA PICTURES

©2024「トノバン」製作委員会

2024年5月31日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開

公式サイト tonoban-movie