Apr 06, 2024 news

山田洋次監督に弟子入りを志願し『男はつらいよ』の現場経験もあるアメリカ人監督が、井浦新を主演に迎えて描くヒューマンドラマ 映画『東京カウボーイ』

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井浦新が主演を務め、アメリカ映画デビューを果たした、映画『東京カウボーイ』。この度、本作の予告映像が公開された。

本作の舞台は、アメリカ・モンタナ州。とある牧場の経営を立て直し、収益化することを最重要案件として渡米した主人公のヒデキは、いつものスーツ姿で壮大な計画をプレゼンするが、東京の常識は通じず、すぐに行き詰まってしまう。トラブル続きの最中、郷にいれば郷に従えとスーツを脱ぎカウボーイ姿に着替え、自然や動物とともに生きる人々と交流を重ねるヒデキ。すると、そんな彼に、かけがえのない、人生を変える出会いが訪れる。

主人公ヒデキを演じるのは、井浦新。脚本は、賀来賢人主演のNetflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」で脚本&監督を務めたことでも話題のデイヴ・ボイルと、平成『ガメラ』シリーズ3部作のヒロインやミシェル・ゴンドリー監督『TOKYO!/インテリア・デザイン』主演などを経て、現在はアメリカを拠点に脚本家としても活躍する藤谷文子が共作。藤谷は主人公の恋人役でキャストにも名を連ねる。さらに日本を代表する国際派俳優・國村隼が和牛の専門家役としてコミカルな存在感を放つほか、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『トロン: レガシー』などハリウッド大作を多数手掛けてきたディズニー・スタジオ所属のブリガム・テイラーがプロデューサーを務め、グローバルな才能が集結した。

さらに、本作の監督を務めたマーク・マリオットは、かつて山田洋次監督に弟子入りを志願し、『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』で山田組の海外現場に参加した経歴の持ち主。その時の異国体験が作家としての原点となったという。その後、モンタナの牧場で研修する日本人会社員について書かれた記事からもヒントを得て、日本人を主人公に据え、“異邦人”が経験するさまざまな感情を普遍的なヒューマンドラマに仕立てあげた。

マーク・マリオット監督は日本の観客に向けて「観客の皆さんがヒデキの旅を描いたこの穏やかな物語に思わず夢中になることを願っています。耳を傾け、ペースを落とし、土地や周囲の人々とつながろうとするヒデキの姿に自分自身を重ね合わせてもらえたら幸いです」と語る。

映画『東京カウボーイ』は、2024年6月7日(金)より全国順次ロードショー。

作品情報
映画『東京カウボーイ』

「ビッグ・スカイ・カントリー」と呼ばれるモンタナ州。とある牧場の経営を立て直すためにやってきた主人公のヒデキは、壮大な計画をプレゼンするも東京の常識は通じず、すぐに行き詰まってしまう。だが、いやいやながらもスーツを脱いでカウボーイ姿に着替え、自然や動物とともに生きる人々と交流するうち、人生を変える出会いが訪れる。

監督:マーク・マリオット

出演:井浦新、ゴヤ・ロブレス、藤谷文子、ロビン・ワイガート、國村隼

配給:マジックアワー

2024年6月7日(金) YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次ロードショー

公式サイト magichour.co.jp/tokyocowboy