第74回カンヌ国際映画祭で、パルムドール(最高賞)に輝いたジュリア・デュクルノー監督の映画『TITANE/チタン』。
2018年『万引き家族』、2019年『パラサイト 半地下の家族』と続き、2020年は開催中止。そして2021年、すべての価値観が一変した直後の世界で、カンヌ国際映画祭が頂点に選んだのは、突然変異の如く現れた、まさに怪物。これまでの映画史上どの系譜にも属さない、新時代の到来を告げる圧倒的怪作だった。
幼い頃、交通事故の手術により頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれたアレクシア。彼女はそれ以来、車に対し異常な執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになる。そして遂に一線を越え、その罪により行き場を失ったアレクシアはある日消防士のヴィンセントと出会う。今は独りで孤独に生きる彼に引き取られ、ふたりは奇妙な共同生活を始める。だが、彼女は自らの体にある重大な秘密を抱えていた。
この度、本作の予告映像が公開された。
頭蓋骨にチタンプレートを埋め込まれたアレクシアの狂気をはらんで暴走する姿、哀愁をおびた消防士ヴィンセントとの出会い、印象的に登場するスポーツカー。意味深で鑑賞意欲をそそる映像がゾンビーズの「She’s not there」にのせてモンタージュのようにスタイリッシュに紡がれていく。
世界各国94ノミネート22受賞と現在映画祭・映画賞を席巻中の本作(2022/02/09時点)。何がそこまで世界を騒がせるのか、今の時代だからこそ選ばれたその理由とは?映画『TITANE/チタン』は4月1日(金)より新宿バルト9ほか全国公開。
幼い頃、交通事故の手術により頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれたアレクシア。彼女はそれ以来、車に対し異常な執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになる。そして遂に一線を越えその罪により行き場を失ったアレクシアはある日消防士のヴィンセントと出会う。今は独りで孤独に生きる彼に引き取られ、ふたりは奇妙な共同生活を始める。だが、彼女は自らの体にある重大な秘密を抱えていた。
監督:ジュリア・デュクルノー
出演:ヴァンサン・ランドン、アガト・ルセル
配給:ギャガ
© KAZAK PRODUCTIONS – FRAKAS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINEMA – VOO 2020
2022年4月1日(金) 新宿バルト9ほか全国公開
公式サイト gaga.ne.jp/titane/