この度、第36回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門にサーチライト・ピクチャーズ提供の、ヨルゴス・ランティモス監督作『哀れなるものたち』、タイカ・ワイティティ監督作『ネクスト・ゴール・ウィンズ』、アンドリュー・ヘイ監督作『異人たち』の3作品が出品されることが発表された。
『シェイプ・オブ・ウォーター』『ノマドランド』『イニシェリン島の精霊』など、毎年各国の映画祭・賞レースに常連組として名を連ねるサーチライト・ピクチャーズがこの度送り出すのは、ヴェネチア国際映画祭やトロント国際映画祭で大きな話題を巻き起こしている3作品。いずれも日本最速上映、『ネクスト・ゴール・ウィンズ』『異人たち』については、同時にアジアン・プレミアでの上映となる。
映画『哀れなるものたち』
アカデミー賞最多10ノミネート、全世界で大ヒットを記録した『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーンが再集結して描く待望の最新作。先日開催された第80回ヴェネチア国際映画祭で最高賞である金獅子賞を受賞し、早くもアカデミー賞最有力候補として話題沸騰中。なお、東京国際映画祭日本での上映では劇場公開同様、オリジナル無修正R18+バージョンで上映される。
映画『ネクスト・ゴール・ウィンズ』
タイカ・ワイティティ監督が、第92回アカデミー賞脚色賞を受賞した『ジョジョ・ラビット』以来、サーチライト・ピクチャーズと2度目のタッグを組んだ最新作。2014年に『ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦』としてドキュメンタリー映画化もされた奇跡の実話をベースに、『ソー:ラブ&サンダー』などのハリウッド大作から、『ジョジョ・ラビット』といったセンスとユーモアにあふれた心打つ感動作まで幅広く手掛けるワイティティが監督・脚本を務め、独自の世界観とユーモアを盛り込みつつ描く感動の物語。
映画『異人たち』
脚本家・作家、山田太一が1987年に発表した長編小説「異人たちとの夏」を、『荒野にて』『さざなみ』などを手掛けた、監督/脚本家 アンドリュー・ヘイの手により再映画化。テルライド映画祭でのワールドプレミア以降、「テルライド映画祭で最も成功した映画」「本年度アカデミー賞に絡むこと間違いなし」と高い評価を得ている。
「第36回東京国際映画祭」は2023年10月23日(月)~11月1日(水) 開催。
風変わりな天才外科医ゴドウィン・バクスターの手によって死から蘇った若き女性ベラが、世界を知るために大陸横断の冒険の旅へ出る。時代の偏見から解き放たれたベラは、平等と解放を知り、驚くべき成長を遂げていく。
監督:ヨルゴス・ランティモス
原作:アラスター・グレイ「哀れなるものたち」(早川書房)
出演:エマ・ストーン、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフ ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年1月26日(金) 全国ロードショー
公式サイト searchlightpictures
2001年、サッカーワールドカップ予選史上最悪の 0-31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められていない米領サモアチームに、次の予選が迫っていた。破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが就任し、立て直しを図る。果たして奇跡の1勝は挙げられるのか‥‥!?
監督・脚本・製作:タイカ・ワイティティ
出演:マイケル・ファスベンダー、オスカー・ナイトリー、エリザベス・モスほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年2月23日(金・祝) 全国ロードショー
公式サイト searchlightpictures
夜になると人の気配が遠のく、ロンドンのタワーマンションに一人暮らす脚本家アダムは、偶然同じマンションの謎めいた住人、ハリーに出会い、ありふれた日常に変化が訪れる。ハリーとの関係が深まるに従って、アダムは遠い子供の頃の世界に引き戻され、12歳の時に交通事故で亡くなった両親が、そのままの姿で目の前に現れる。想像もしなかった再会に固く閉ざしていた心が解きほぐされ、代え難い安らぎの時を過ごすが、その先には思いもしない世界が広がっていた‥‥。
監督:アンドリュー・ヘイ
原作:「異人たちとの夏」山田太一著(新潮社刊)
出演:アンドリュー・スコット、ポール・メスカル、ジェイミー・ベル、クレア・フォイ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年春 日本公開
公式サイト searchlightpictures