Feb 10, 2026 news

Netflix映画『This is I』 試写会に「=LOVE」「≠ME」「≒JOY」らアイドル約150名集結! はるな愛も涙

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タレント・はるな愛の半生を実話を元に描く、Netflix映画『This is I』(ディス イズ アイ)。世界独占配信を翌日に控えた2026年2月9日(月)、「This is アイドル試写会」と題した本作の試写会イベントが開催された。

本作の主人公はエアあややの口パクモノマネで一世を風靡した、はるな愛。世間の冷たい視線に苦しみながらも「アイドルになりたい!」という夢を手放さなかったひとりの少年・ケンジの運命を変えたのは、 一人の医師・和田耕治との出会いだった。二人の生き方を記した本、はるな愛「素晴らしき、この人生」(講談社)、和田耕治・深町公美子「ペニスカッター:性同一性障害を救った医師の物語」(方丈社)を参考に、当時の日本ではタブーとされていた性別適合手術のリアル、そして2人の命さえ預け合う信頼関係と強い絆が、80〜90年代を彩ったヒットソングと心躍る軽やかなダンスと共に、カラフルに描かれる。

このたびのイベント「This is アイドル試写会」には、「=LOVE」大谷映美里、音嶋莉沙、野口衣織、「≠ME」櫻井もも、鈴木瞳美、冨田菜々風、「≒JOY」天野香乃愛、市原愛弓、江角怜音ら、主人公アイと同様に”アイドルになる夢”を志した現役アイドル・約150名が招待され、望月春希、斎藤工、松本優作監督、はるな愛らと共に作品を鑑賞。作品が終わると大きな拍手が巻き起こり、会場は感動と興奮に包まれた。

オーディションで主役の座に大抜擢された望月春希は「ヤバい! 本当にこんなキラキラなステージ‥‥とってもドキドキなんですが、それを超えるハッピーな気持ちでいっぱいです!」と、役柄さながらのハイテンションで挨拶。その爆発的な明るさに会場が一気に華やいだ。実在の医師・和田耕治役を演じた斎藤工は「映画ファンとして、松本監督の新作をスクリーンで見れたこと、はるな愛さんと和田耕治先生の人生が交差する奇跡の物語、そして望月春希さんの誕生に立ち会えたこと。異様なぐらいキラキラしたこの劇場で皆さんとご一緒できたことを幸せに思います」と感慨深げに語り、挨拶の最後には「言うよね〜!」とお馴染みのフレーズを披露し、会場を沸かせた。松本優作監督も「明日から世界配信ということで、今はドキドキとワクワクが共存している状況です。この物語が世界の方々に届いて、少しでも背中を押せるような作品になるといいなと思っています」と、配信直前の高揚感を口にした。

トークセッションがはじまると、望月は撮影を振り返り「 踊って、お芝居して、方言練習して、(ワイヤーアクションで)飛んで!『アイちゃん、一回落ち着いて深呼吸しようよ』と言いたくなるくらい、毎日新しいことに挑戦して楽しかった」と興奮気味にコメント。「私の人生の中に、ものすごい1ページが刻まれたなという気持ちです。はるな愛さんという人間をケンジの時代から一回生きているので、完成した作品を観ると、優しさや愛は本当に世界を救うんだなという気持ちがしました」と作品に込めた熱い想いを吐露。

また、斎藤から話を振られ、客席に座るはるな愛もマイクを向けられると「和田先生が蘇ったような気持ちがしました。各所各所で先生がスクリーンの中に存在するんです。優しくて温かくて感謝の気持ちになりました」と涙ながらにコメント。斎藤は「同世代なんで、同じところでグジュグジュ泣いてました」と、客席での様子を明かした。

本日招待されたアイドルたちからは、事前に「夢」「夢を追いかける中で抱えている不安」についてのメッセージカードが寄せられた。その中から望月が選んだのは、アイドル練習生の鳴海空良さんからの「10回目のオーディションでようやく掴んだアイドルの夢。もっと大きく羽ばたきたい」というメッセージ。それに対し望月は、「夢は消えない。もし夢が叶わなくて諦めそうになったら、諦めていいと思います。でも、諦めたことに燃えているなら、それは生きている証拠。今の自分に正直に生きることが“This is I”です。みんなで一緒に頑張ろうよ!って感じです!」と力強くエールを送った。斎藤も「1番を目指さなきゃいけないようなレースの中にいるかもしれないけれど、僕は1番じゃなくて、自分の居やすい『居場所』をその中で見つけていただけると、その場所が本当の1番なんじゃないかなと思います」と、自身の経験を重ね合わせながら優しく語りかけた。

続いてQ&Aのコーナーへ。=LOVEの大谷映美里さんから「エアあややのコツを教えてください」という質問に対し、望月は「エアあややは振り付けだけじゃない。生きている延長線上にあるもの」と前置き。「はるな愛さんに動画を送ってアドバイスを求めたら、電話がかかってきて。『嘘でしょ?』と思うくらいダメ出しをされました(笑)。『ダンスじゃない、魂なんだ!』『3階席、4階席、アリーナ飛び越えて宇宙まで想像して踊らないと成立しない!』と教えていただきました。まずはイマジネーション、マインドセットからです!」と、はるな愛直伝の“エアあやや”の極意を熱弁。これには大谷も「いつかやる時は、足を精一杯開いて“ズバッと”やらせていただきます!」と意気込んだ。

さらに=LOVEの音嶋莉沙さんからの「アイさんと和田先生の出会いのように、人生が大きく変わった出会いは?」という質問には、斎藤が回答。過去に、アイドルのライブ会場で警備のアルバイトをしていた経験を振り返り「一番前の席のロープを持って整理する係だったんですが、だんだん熱狂していくお客さんの背中を見て『人をこんなに夢中にさせる職業なんだ』と、アイドルの職業を背中に感じて学びました。あの時の熱狂が今の自分を形成する大事な要素になっています」と述べた。

そして、=LOVEの野口衣織さんは「アイちゃんが夢に向かって真っ直ぐ突き進んでいく姿、どんなに傷ついても、泥臭くても、前を向いていくその強さに、私自身すごく背中を押されましたし、勇気をたくさんいただきました。和田先生との絆が、言葉以上の何かで繋がっているような気がして、すごく温かい気持ちになりましたし、涙が止まりませんでした。」と感極まりながら感想を伝えると、さらに「自分は自分にしかなれないという事実に壁を感じてしまう時のアドバイスを」という切実な質問が。望月は「私もオーディションの時、想像だけで演じたくなかったので、愛さんの思い出を自分の中に作っていく作業を大切にしました」とし、「自分に嘘をつかないこと。天井を作らないこと。自分に今できることを探してやろうという気持ちでした」と真摯に答えた。斎藤は「辞めれなかった、辞めなかったことが今の自分を形成する大事な要素。良い時は色んな人が御輿を担いでくれるけど、本当に心底サポートしてくれる人は、辛い時や壁にぶつかった時に、さりげなく遠くから見守ってくれている人。そういう方たちの存在を思い出してあげてください」と、周囲の支えの大切さを説いた。

会場のアイドル練習生からは、作中でアイが辛いときに母のきんぴらごぼうに励まされることにちなみ、「辛い時に食べる勝負飯は?」という質問が。望月は「お母さんの味噌汁」を挙げ、驚きのエピソードを披露。「ベトナムに行った時に間違えて現地の水を飲んで食中毒になってしまって‥‥空港でも『オーマイガー』というくらいお腹が痛かったんです。でも帰国してお母さんが作ってくれたお味噌汁が美味しすぎて、本当に腹痛が治ったんです!」との驚きのエピソードを披露。すると斎藤も重ねるように「母の手作りというのは本当に薬のようなものになる。お母さんの愛情という菌の耐性がついたんですね」と解説。和田先生を彷彿とさせる専門知識を披露した。

最後に松本監督は「この作品が生まれるべき理由は、この両家(はるな家・和田家)に届けることだなと思っていました。完成した言葉にならない感情を見せていただき、作ってよかったなという気持ちになりました」と手応えを語った。 斎藤は「この映画は、自分自身がどこかに投影されているような物語。明日から世界配信ということで、少しでも背中を押せるような作品になるといいなと思っています」とメッセージを送った。そして望月は「自分の名前を呼んで愛してあげることは、未来を紡ぐことになる。みんなで手を繋いで、走って歩いて踊っていけたらいいなと思います」と、明日を夢見るアイドルたち、そして全ての観客に向けて熱いメッセージを送り、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

Netflix映画『This is I』は、本日、2026年2月10日(火)より世界独占配信開始。

作品情報
Netflix映画『This is I』

「アイドルになりたい」と夢を抱きながら“自分らしさ”に悩み、周囲の視線に苦しんでいた大西賢示。その運命を変えたのは、一人の医師との出会いだった。過去に患者を救えなかったことで苦悩を抱える医師・和田耕治は、賢示との出会いをきっかけに、それまで知らなかった性別違和を持つ人々の苦悩に初めて向き合う。そして賢示は、和田医師が初めて執刀する性別適合手術の1人目の患者となる。偏見に晒されながらも信念を貫き、性別移行に真摯に向き合う中で「本当の医療とは何か」を悩み、患者に寄り添い続けることを選んだ和田。そして、性別適合手術という決断を通じて自身が望む“本当の自分”を確立していく決意をした賢示。世間の反発や逆風の中で孤独を抱えていたふたりが築き上げたのは、かけがえのない信頼と絆だった。孤独を抱えたふたりが互いを支え合い、自分らしく生きるための道を見つけていく。

監督:松本優作

出演:望月春希、木村多江、千原せいじ、中村中、吉村界人、MEGUMI、中村獅童、斎藤工

Netflixにて世界独占配信中

作品ページ netflix.com/thisisi