第97回アカデミー賞では主演女優賞含む5部門にノミネートされたほか、デミ・ムーアが本年度賞レース主演女優賞を次々と受賞した話題作、映画『サブスタンス』。この度、俳優の長谷川京子、河合優実や山中瑶子監督らのコメントを使用した、本作の「コメント予告映像」が公開された。
50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベス(デミ・ムーア)は、容姿の衰えから仕事が減少し、ある再生医療“サブスタンス”に手を出す。だが薬を注射するやいなや、エリザベスの上位互換“スー(マーガレット・クアリー)が、エリザベスの中から現れる。若さと美貌に加え、エリザベスの経験を武器に、たちまちスターダムを駆け上がっていくスー。だが、一つの心をシェアするふたりには「一週間ごとに入れ替わらなければならない」という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破りはじめてしまい‥‥。
主演は、“美＆若さ”への執着を圧倒的怪演で見せつけ、本作を45年以上のキャリアを塗り替える代表作へと押し上げた、デミ・ムーア。かつて「ポップコーン女優」と呼ばれていたと明かすほど悩んでいたキャリアを自らの力で乗り越え、再評価を得た。共演は、昨年話題を呼んだヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』にも出演、弾けるような若さと美貌でデミに対峙する、マーガレット・クアリー、そして監督と脚本を手掛けたのは コラリー・ファルジャ。
