宮﨑駿監督10年ぶりとなる最新作、映画『君たちはどう生きるか』が、第81回ゴールデン・グローブ賞アニメーション映画賞を受賞した。
本作は、12/8(金)からアメリカ&カナダの2205館で公開され、先行上映を含む公開初日から3日間のオープニング興収で約1297万ドル(約18.8億円)を記録。日本映画オリジナル作品としては初となる、北米週末興行収入ランキング第1位を獲得した。
公開前から、クリスチャン・ベール、デイブ・バウティスタ、ジェンマ・チャン、ウィレム・デフォー、カレン・フクハラ、マーク・ハミル、ロバート・パティンソン、フローレンス・ピューら豪華な英語吹き替え版キャストが大きな話題となり、アメリカでの宮﨑駿監督作品の劇場平均興収として過去最高成績を記録した。
ゴールデングローブ賞では、2013年公開の宮﨑駿監督作品『風立ちぬ』が外国語映画賞にノミネートされたものの、日本映画が同賞のアニメーション映画賞を受賞するのは本作が初。アカデミー賞長編アニメ賞のノミネートおよび受賞にも期待がかかる。
また、受賞を受けて、スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーからコメントが寄せられた。
▼スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーコメント
『君たちはどう生きるか』の受賞の知らせを聞いて、本当にうれしく思います。歴史あるゴールデン・グローブ賞で、ジブリ作品が賞を頂いたのは初めてのことなので、格別な気持ちです。日本では年初以来、地震や事故などの痛ましいニュースが相次ぎました。被災地では未だ救助を待っている方々が数多くいらっしゃるという報道を聞くと、やり切れない思いで一杯になります。そんな中で受賞という明るいニュースは、少しでも皆さんに笑顔を届けることができるでしょうか。
映画『君たちはどう生きるか』は、全国公開中。
宮﨑駿監督が2013年公開の「風立ちぬ」以来10年ぶりに世に送り出した長編アニメーション。
原作・脚本・監督:宮﨑駿
製作:スタジオジブリ
配給:東宝
©2023 Studio Ghibli
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