『スター・ウォーズ/ファントム・メナス』の約100年前のジェダイ黄金期を舞台に、銀河の謎とダークサイドの勃興と台頭を追う、ディズニープラスオリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ:アコライト」。この度、ジョージ・ルーカスから受け継がれる SW 伝統の撮影手法についてレスリー・ヘッドランド監督がコメントを寄せた。
銀河に数多くのジェダイが存在し、平和が守られていた“光”の時代を舞台に、後のシスに繋がる“闇”の台頭の物語をダークサイドの視点から描く本作の撮影では、CGや映像技術を活用するだけではなく<実際にある場所や物を使って世界観を表現する>という『スター・ウォーズ』伝統の撮影手法が採用された。
ジョージ・ルーカスの生んだ『スター・ウォーズ』を愛しリスペクトをもつレスリー・ヘッドランド監督は、そんな『スター・ウォーズ』らしい撮影手法を受け継ぎ、ポルトガルのマデイラ島でのロケ撮影やワイヤーを使ってのアクションを駆使して、本作を「実在する場所や物を使って撮影した」という。
レスリー監督は「旧三部作でのストームトルーパーのブーツは、普通のブーツをスプレーで白く塗ったものでしたから、『実用的なものを活用してロケーションで撮影するなんて、本当にエキサイティングだ!』と思っていました。「アコライト」ではワイヤーワークを使ったり、実際に身体を使ってアクションを撮影しました。すべて実際に存在して手で触れられる実用的なものを使って、『スター・ウォーズ』の世界を作り出そうとしているんです。私はすごく『スター・ウォーズ』らしいと感じました。そのことが実を結んで、ゴージャスかつ映画的で美しい作品に仕上がりました」と語る。
また、マスター・ソル(イ・ジョンジェ)と共にジェダイ殺害事件の真相を追うべく調査に乗り出す生真面目な若きジェダイ ヨード・ファンダーを演じた俳優チャーリー・バーネットも「僕たちのセットや小道具、たくさんの衣装は本当に作られたものなんです。多くのクリーチャーたちが目の前にいるんです。すべてがその場にあって実用的という点で、オリジナルに対する良いリスペクトがありました。奥行きやディテールが見えて、とてもクールでした!」と話した。
ジョージ・ルーカスへのリスペクトも込めて、その伝統の撮影手法を受け継いで制作された本作。細部までこだわって作り上げられたその世界観も堪能したい。
ディズニープラスオリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ:アコライト」は、配信中。
『スター・ウォーズ/ファントム・メナス』の約100年前、ダークサイドの影が忍び寄るジェダイの黄金期を舞台に、闇に包まれた秘密を描くハードアクション・スリラー。
監督:レスリー・ヘッドランド
出演:イ・ジョンジェ、キャリー=アン・モス、アマンドラ・ステンバーグ、ヨーナス・スオタモ
©2024 Lucasfilm Ltd.