2007年に公開され、映画ファンの間で‟伝説のホラー映画“として語り継がれている『グラインドハウス』。その中で上映されたイーライ・ロス監督によるフェイク予告『感謝祭(Thanksgiving)』が、ロス監督自らの手により、16年の時を経てついに長編映画化される。この度、本作、映画『サンクスギビング』の特別映像が公開された。
この度公開されたのは、ホラー界の鬼才イーライ・ロス監督がアツい思いを語る特別映像。イーライ・ロス監督はタランティーノが製作総指揮を務めたホラー映画『ホステル』でブレイクした後、『グリーン・インフェルノ』やキアヌ・リーブス主演のサイコスリラー『ノック・ノック』など、壮絶な恐怖と残虐描写で世界中に物議を醸してきた。
子供の頃からホラー映画に夢中になり、VHSで殺戮と混沌と流血に溢れた作品を観ていた監督が少年期に出会ったのがホリデー・ホラー/フェスティバル・ホラーというジャンル。
この度公開された特別映像の中でロス監督は「夢が叶った」と語る。子供の頃から夢見たスラッシャー映画に、得体の知れない殺人鬼、奇想天外な殺人シーン、底なしに怖くてそして楽しいもの、それらすべてを本作『サンクスギビング』で達成することができたという。「殺人シーンは最高の仕上がりを目指した」「殺人シーンこそ名誉の印」と、並々ならぬ自信を見せている。さらには、「これ以上の映画は撮れない。思い残すことはない」と断言。
さらにロス監督は、「すべての殺戮は、私たちの恐怖と血の基準を満たしていなければならなかった」「『グラインドハウス』のフェイク予告編で自分が成し遂げたレベルに合わせようとするだけでなく、可能な限りそれを上回ろうとした」と、ホラーファンの期待を高めるコメントも残している。
映画『サンクスギビング』は、2023年12月29日(金)より全国公開。
感謝祭(サンクスギビング)発祥の地マサチューセッツ州プリマス。1年に1度の祝祭に沸き立つ人々だったが、突如、ダイナーで働く女性が何者かに惨殺される事件が起こる。その後も1人、また1人と消えてゆく住民たち。彼らは皆、調理器具を凶器に、感謝祭の食卓に並ぶご馳走に模した残酷なやり方で殺害されていた。街中が恐怖のどん底に突き落とされるなか、地元の高校の仲良しグループのジェシカたちは、ジョン・カーヴァーを名乗る謎のインスタグラムの投稿にタグ付けされたことに気づく。そこには豪華な食卓が用意され、自分たちの名札が意味深に配されていた‥‥。
監督:イーライ・ロス
出演:パトリック・デンプシー、アディソン・レイ、マイロ・マンハイム、ジェイレン・トーマス・ブルックス、ネル・ヴェルラーク、リック・ホフマン、ジーナ・ガーション
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2023年12月29日(金) 全国公開
公式サイト thanksgiving-movie