2023年のサンダンス映画祭で話題を呼び、製作・配給スタジオA24配給で全米大ヒットを記録したホラー、映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』の特別映像が公開された。
この度公開されたのは、撮影風景やインタビューに加えて、本作の続編製作や『ストリートファイター』の実写映画化を手掛けることも決定している新進気鋭の監督、ダニー&マイケル・フィリッポウ兄弟の軌跡もたどる特別映像。
映像の冒頭では、「憑依チャレンジ」にハマっていく若者たちを演じた出演者がこのゲームのルールを紹介する。
インタビューでは、ダニーが本作の物語ついて、身近な少年の身に起こったことから着想を得たと語る。「1人がドラッグを服用後床でけいれんしていて、仲間は笑いながら撮影してた。印象的であると同時に怖いと感じた。ここから生まれたんだ」と明かし、劇中にもその少年と同じ名前のキャラクター、ライリーという役柄を登場させているという。
プロデューサーのひとりサマンサ・ジェニングスは、「ティーンが憑依体験でハイになる。それがゲームやスリル、感情のはけ口になり、その結果心理的に沈んでいってしまう」と映画が描くこのゲームの危険性を語り、主人公のミアを演じるソフィー・ワイルドは「母親の不在がミアの変化のカギとなる。つながりを求める気持ちが自然と現れるの」と、彼女の“心の隙間”が破滅と関わっていると話した。
映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』は、2023年12月22日(金)より全国ロードショー。
母を亡くした高校生のミアは、気晴らしに仲間とSNSで話題の「#90秒憑依チャレンジ」に参加してみる。ルールは簡単。呪物の「手」を握り「トーク・トゥ・ミー」と唱えると、霊が憑依する。ただし、必ず90秒以内に「手」を離すこと。ミアたちはそのスリルと強烈な快感にのめり込み、憑依チャレンジを繰り返してハイになっていくが、仲間の1人にミアの母の霊が憑依し‥‥。
監督:ダニー&マイケル・フィリッポウ
出演:ソフィー・ワイルド, アレクサンドラ・ジェンセン, ジョー・バード
配給:ギャガ
© 2022 Talk To Me Holdings Pty Ltd, Adelaide Film Festival, Screen Australia
2023年12月22日(金) 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
公式サイト talktome