May 30, 2021 news

『映画 太陽の子』主演”優しさと狂気”入り混じる俳優・柳楽優弥の進化【特集/メイキング写真公開】

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主演・柳楽優弥、有村架純、三浦春馬の豪華共演で、”日本の原爆開発”を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの、等身大の姿を描いた青春群像劇『映画 太陽の子』が2021年8月6日(金)に全国公開となる。


確かな演技力を武器に、唯一無二の俳優へと躍進中!

柳楽優弥のスクリーンデビューは、言わずもがな是枝裕和監督の『誰も知らない』(04)。初めて受けたオーディションで母親に育児放棄される主人公・明という難役に大抜擢された柳楽は、当時14歳。自然な佇まいと、力強く印象的な眼差しは観るものを惹きつけ、初主演作にして日本人で初となるカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を史上最年少で受賞。大きな話題となった。以降、『星になった少年 Shining Boy & Little Randy』(05)や、『シュガー&スパイス風味絶佳』(06)、『包帯クラブ』(07)など主演作が立て続けに公開。

『太陽の子』
丸坊主で挑んだ『映画 太陽の子』

柳楽の大きな魅力の一つでもある “目力”はさらに輝きを増し、喧嘩に明け暮れる主人公を演じた『ディストラクション・ベイビーズ』(16)では、第90回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞を受賞。同年放送されたドラマ「ゆとりですがなにか」でも風俗店の客引きというインパクトのある役を演じ、柳楽の進化を決定付けた。その後も『銀魂』シリーズ(17・18)、『夜明け』、『泣くな赤鬼』、『ザ・ファブル』(19)、など話題作に出演。コメディや時代劇、アクション、ヒューマンドラマなど、どのジャンルにおいても演技力の高さをフルに発揮し、日本映画界に無くてはならない存在へと飛躍していく。

『太陽の子』
『太陽の子』
本作では「実験バカ」と称される 科学者・修 を演じる

2021年主演映画作品が続々公開!!

躍進する柳楽が主演する、今年公開の映画は3本。2月26日に公開した日本・モンゴル・フランスの合作『ターコイズの空の下で』では、3週間モンゴルの広大な自然の中でロケを経験。ぜいたくざんまいで堕落した暮らしを送っていた主人公・タケシが、祖父の娘を探すため、言葉も携帯も通じない環境下で、さまざまな出会いや経験を得て成長する青年を演じた。

5/28(金)から公開されている『HOKUSAI』では名優・田中泯とともにW主演を務め、あの葛飾北斎の青年期を演じている。阿部寛や玉木宏、永山瑛太など実力派俳優がひしめく中、北斎が描く浮世絵さながら、力強い存在感を発揮していると高評価だ。絵に生きる画狂人から、実験オタクへ。

『太陽の子』
まっさきにシナリオを柳楽優弥に送ったという黒崎監督(真ん中)

最新作『映画 太陽の子』で演じるは、海軍から新型兵器開発の極秘任務を受けた京都帝国大学の学生で、原子物理学を志す科学者・修。周囲から「実験バカ」と呼ばれるほど嬉々として研究に没頭する様は、あまりの熱演ぶりに狂気すら感じるほど。さらには、その研究がもたらす恐ろしさとの狭間で葛藤する姿や、密かに思いを寄せている幼なじみの世津に対する優しい眼差し、そして、終盤で見せる言葉を発することなく表情のみで心境の変化を表す圧巻の演技は、観る者に鮮烈な印象を残す、監督もこだわりぬいたシーン。「そんな優しさと狂気が同居する主人公を、柳楽君がやってくれたら最高だな」と、柳楽にシナリオを直ぐに送ったと黒崎監督。「翌日に返事をくれて、すぐ会いましょうと。更にはいつから撮影ですかと言ってくれたんです。」とこの物語に、共鳴してくれたことを明かす。

激動の時代にそれぞれの悩みや葛藤を抱えながらも精いっぱい生きる若者たちの姿を描く『映画 太陽の子』は、8月6日(金)より公開


STORY
僕らは、未来を作っていると思ってた――悩んで、泣いて、笑った3人の300日!
戦況が激化し、最終局面を迎えた1945年の夏。軍から密命を受けた京都帝国大学・物理学研究室で研究に勤しむ実験好きの若き科学者・石村修(柳楽優弥)と研究員たちは、「今研究しているものが完成すれば、戦争は終わる。世界を変えられる」と、託された国の未来のために情熱的に原子核爆弾の研究開発を進めていた。研究に没頭する日々が続く中、建物疎開で家を失い、修の家に住むことになった幼馴染の朝倉世津(有村架純)。時を同じく、修の弟・裕之(三浦春馬)が戦地から一時帰宅し、3人は久しぶりの再会を喜んだ。3人でのひとときの幸せな時が流れる中、戦地で裕之が負った深い心の傷を垣間見た修と世津。一方で物理学研究の楽しさに魅了されていた修も、その裏側にある破壊の恐ろしさに葛藤を抱えていた。そんな二人を力強く包み込む世津はただ一人、戦争が終わった後の世界を考え始めていた。それぞれの想いを受け止め、自分たちの未来のためと開発を急ぐ修と研究チームだが、運命の8月6日が訪れてしまう。日本中が絶望に打ちひしがれる中、それでも前を向く修が見出した新たな光とはーー?

『太陽の子』
©2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ
映画 太陽の子

出演:柳楽優弥 有村架純 三浦春馬
イッセー尾形 山本晋也 ピーター・ストーメア
三浦誠己 宇野祥平 尾上寛之
渡辺大知 葉山奨之 奥野瑛太 土居志央梨
國村隼 田中裕子
監督・脚本:黒崎博
音楽:ニコ・ミューリー
プロデューサー:コウ・モリ 土屋勝裕 浜野高宏 
エグゼクティブプロデューサー:井上義久 山口晋 佐野昇平 森田篤 松井智 有馬一昭 東原邦明 
共同プロデューサー:山岸秀樹 松平保久 淺見朋子 
ラインプロデューサー:小泉朋
撮影:相馬和典 照明:鈴木岳
録音:弦巻裕
美術:小川冨美夫
衣装:宮本茉莉
ヘアメイク:永江三千子
スクリプター:天池芳美 
助監督:柿田裕左
制作担当:篠宮隆浩
キャスティング:おおずさわこ
編集:大庭弘之
サウンドデザイン:マット・ヴォウレス
カラリスト:アロン・ピーク
VFXスーパーバイザー:オダイッセイ
制作:KOMODO PRODUCTIONS
宣伝:KICCORIT
配給:イオンエンターテイメント
製作:「太陽の子」フィルムパートナーズ
Presented by ELEVEN ARTS STUDIOS / NHK
©2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ

8月6日(金)、未来へ