鈴木愛理が映画単独初主演を果たした『ただいまって言える場所』の予告映像とメインビジュアルが公開された。

本作は、親元を離れられないまま教師を続ける“子供部屋おばさん”えりこと、表向きは優等生ながらも学校に通えない“不登校少女”千花がSNSを通じてつながり、自分の居場所を探していく姿を描いた、ユーモアと涙にあふれる感動のヒューマン・ドラマ。
主人公・えりこを演じるのは鈴木愛理。アイドルとしてデビュー後、音楽活動をはじめ女優、モデル、タレントと幅広く活躍。近年はドラマや舞台で着実に演技力を磨き、本作で満を持して主演を務める。そして、不登校の少女・千花を演じるのは川口真奈。映画初出演作『金子差入店』で難役に挑み、報知映画賞・新人賞にノミネートされた彼女が、大人と子どものはざまで揺れる等身大の思春期を繊細に体現。監督は『35年目のラブレター』などヒューマン・ドラマに定評のある塚本連平が務める。


このたび公開された予告映像では、えりこと千花が抱える傷と真実が交錯し、二人を取り巻く世界が静かに歪み始める。その時、生きづらさと孤独の中で見つけたのは、見返りを求めず、ただそばにいてくれる“誰か”のぬくもりだった‥‥。こうした母と娘のドラマを、主演の鈴木愛理が自ら歌唱と作詞を務め、清塚信也が作曲・編曲を手掛けた主題歌「ただいまの魔法」が、優しく包み込みこむ。
【コメント】
▼鈴木愛理(主題歌「ただいまの魔法」について)
映画主題歌を作詞・歌唱させていただくことになりました。作曲は清塚信也さんです。ただいまと言える場所と聞いて思い浮かぶ場所や人物は人それぞれだと思います。親、兄弟、恋人、友達、恩師‥‥誰かにもらったいつかの言葉を大切に前に進んできた方もいると思います。まだその場所を見つけられてない人もいるかもしれません。今日を大切に生きてるひとりひとりに、おかえり、頑張ったね、って言ってあげられるような曲を作りました。少しずつ、自分らしく、笑っていられますように。
映画『ただいまって言える場所』は、2026年1月23日(金)より全国公開。

親から自立できない“子供部屋おばさん”の中学教師・えりこ。一方、勉強もできて、友達もいて、荒れてもいない大人の仮面を被った“原因不明の不登校少女”・千花。二人は同じ学校の教師と生徒。だが部屋から出られないのも一緒だった。ある日、えりこが趣味のBL漫画をネット出品すると“チー”という少女と意気投合。それが千花だった。互いに気づかぬままSNSで感想を送り合い、いつしか本音を話せる親友になっていく。一緒に部屋から出ようと親や学校に向き合うが、千花の“不登校の真相”とえりこの“過去の傷”が二人を追い詰め、取り巻く世界が予期せぬ方向に動き始める。
監督:塚本連平
出演:鈴木愛理、川口真奈、伊藤歩、山中崇、六角慎司、吉田ウーロン太、高山璃子、桜まゆみ、酒井敏也、尾美としのり、大塚寧々
配給:ホリプロ
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2026年1月23日(金) 全国公開
公式サイト tadaima-movie.com