俳優としても活躍する渡邉りか子が監督した、映画『すとん』『心玉』が2本立てで上映される。この度、その予告映像が公開された。

日本大学藝術学部映画学科卒業後、主に俳優として活動する渡邉りか子。映画『すとん』は、池田エライザが監督を務めた『夏、至るころ』にアシスタントプロデューサーとして参加した後に製作にも興味を持ったという彼女の初監督作品。渡邉は、その後、2作目となる『心玉』を製作。この度、そんな『すとん』『心玉』が2本立てで上映される。




この度公開されたのは、2作品の共通点である、俳優の心の声にフォーカスを当てた予告映像。コロナ禍を経て俳優を引退した主人公の“その後”に寄り添った『すとん』、俳優が稽古や準備運動で行う、シアターゲームを用いた実験的な『心玉』。俳優である渡邉りか子監督ならではの視点で描かれる、心に優しく寄り添う両作に注目したい。
映画『すとん』『心玉』は、2025年8月9日(土)より公開。

『すとん』
東京で俳優の仕事をしていたさえは、コロナ禍を経て俳優を引退する。新たな環境で出会う人たち、両親の老いに触れる瞬間、旧友の支え。人生の途中で、すとん、と腹に落ちた瞬間。自分にしか聴こえない音。
脚本・監督:渡邉りか子
出演:坂本ちえ、村上真衣、本間淳志、原雄次郎、八木橋聡美、渡邉りか子、五十嵐美紀
『心玉』
心玉=摩擦によって出来る服の毛玉のように、気持ちの摩擦 によって出来たもの。過去の恋愛をテーマに、俳優が稽古や準備運動で行う”シアターゲーム”を用いて、マツダが心玉を吐き出すまでを捉えた実験的な映画。
構成・監督:渡邉りか子
出演:松田崚汰、渡邉りか子、久遠明日美、山下諒歳三
配給:渡邉りか子
©2025 Rikako Watanabe
2025年8月9日(土) ポレポレ東中野にて公開
公式サイト sutonkokorodama