ジェームズ・ガン監督が手掛けた、DCユニバースの新たな幕開けとなる完全新作、映画『スーパーマン』。この度、本作でスーパーマンを演じるデイビッド・コレンスウェットが、誰もが知るヒーロー“スーパーマン”を演じるにあたっての肉体改造の裏側について語った。

スーパーマンと言えば圧倒的なパワーで敵を打ち砕き、どんな攻撃にも動じない、屈強でパワフルな肉体。これまでスーパーマンを演じてきた名優、クリストファー・リーヴやヘンリー・カヴィルらも、厳しい肉体改造を経てスーパーマンらしいボディを披露してきた。
本作でまったく新しいスーパーマンを演じるデイビッド・コレンスウェットも例外ではない。この度“新スーパーマン”を演じるデイビッドが、半年間にわたるストイックなトレーニングの詳細と、本作で目指した“親しみやすい肉体”づくりについて明かした。
デイビッドは、身長193cmの恵まれた体格ではあるものの、筋肉質な体形とはいえず「この作品での肉体的な準備は一番シンプルだったかもしれませんが、元々痩せ型だったので簡単ではありませんでした」とスーパーマンを演じるにあたって挑戦した肉体改造の厳しさを告白。
筋肉増強剤は使わず、自然に体重を増やすと決めていた彼は「1日に約6000キロカロリー摂取し、週5日以上はジムに通いました。重いものを持ち上げ、食べられるだけ食べて、寝られるだけ寝る。その結果、体重は90kgから約110kgまで増えました」と、過酷な食事と筋肉のトレーニングによって“スーパーマンらしい肉体”を手にしたことを明かした。


しかし、ヒーローの原点にして頂点であるスーパーマンを演じるためには肉体だけではなく戦闘シーンを演じる技術も必要となる。「オーディションの段階で、戦闘シーンや空を飛ぶシーンのワイヤーアクションなどテストを実施しました。これほど丁寧で時間をかけたオーディションは初めてで、自分がスーパーマン役にふさわしいのか確認できる素晴らしい機会でした」と、スーパーマンへの道のりの険しさについても言及。
そんなデイビッドについてジェームズ・ガン監督は「僕はスーパーマン役をキャスティングするのが怖かったんです。でも、とても幸運だったのが、最初にテスト映像のテープをくれた人の一人がデイビッドだったことです。見た瞬間に彼は特別な存在だと思いました」と絶賛する。

自身の役作りについて「この作品のスーパーマンは親しみやすく、人々が近づきたくなるような存在を目指していたので、ただムキムキなだけのスーパーヒーロー像にはならないように意識しています」と語るデイビッド。本作ならではのスーパーマンらしさを肉体でも表現した彼が演じる“新スーパーマン”に期待が高まる。
映画『スーパーマン』は、2025年7月11日(金) 日米同時公開。

大手メディア「デイリー・プラネット」で平凡に働くクラーク・ケント、彼の本当の正体は人々を守るヒーロー「スーパーマン」。子供も大人も、愛する地球で生きるすべての人々を守るため日々戦うスーパーマンは、誰からも愛される存在。そんな中、彼を地球の脅威とみなし暗躍する、最強の宿敵=天才科学者にして、大富豪・レックス・ルーサーの世界を巻き込む綿密な計画が動き出す。
監督:ジェームズ・ガン
出演:デイビッド・コレンスウェット、レイチェル・ブロズナハン、ニコラス・ホルト
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2025年7月11日(金) 全国公開
公式サイト superman-movie