Aug 24, 2021 news

好評なスタートをきった鬼才・フランソワ・オゾン監督の映画『Summer of 85』初恋の“喜び”と“痛み”に涙するショート予告映像2種が公開

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世界三大映画祭の常連にして、世界中から新作を待ち望まれているフランス映画界の巨匠フランソワ・オゾンの最新作映画『Summer of 85』が、現在絶賛公開中。

本作は、英作家エイダン・チェンバーズによる青春小説「Dance on my Grave」(おれの墓で踊れ/徳間書店)を原作に、17歳で本小説と出会って以来映画化を熱望していたフランソワ・オゾン監督が、約35年の時を経て映像化。1985年夏、北フランスの海辺の町を舞台に、フェリックス・ルフェーヴル演じる16歳のアレックスが、運命的に出会った、バンジャマン・ヴォワザン演じる18歳のダヴィドとの愛に溺れ、永遠の別れを知るまでの、生涯忘れられない“6週間の青春”が描かれる。

少年たちの瑞々しい刹那の初恋を描く、儚くも美しいラブストーリーである本作には、公開前から俳優の磯村勇斗をはじめ、行定勲監督、作家の江國香織、あさのあつこ、呉勝浩、モデルの中島セナなど、各界から絶賛の声が続出。SNSでも、「ここまで感情移入というか、作品にのめり込んだのは初めて」、「あまりにも美しい恋愛に嫉妬した」など、熱い感想が多数寄せられている。

大ヒットスタートを迎えた本作より、この度、二人の少年が過ごしたかけがえのないひと夏の初恋を切り取った、ショート予告映像2種が公開された。たった6週間で一生分の恋を経験したアレックスの、初恋の“喜び”と“痛み”がそれぞれ収められている。

【初恋の喜び編】

【初恋の痛み編】

揺れ動く青春時代。少年たちの破裂しそうな恋の衝動に、心揺さぶられる最高純度のラブストーリー。初恋の痛みを知るすべての人へ贈る、映画『Summer of 85』は、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、グランドシネマサンシャイン池袋ほか絶賛公開中。

作品情報
映画『Summer of 85』

セーリングを楽しもうとヨットで一人沖に出た16歳のアレックスは、突然の嵐に見舞われ転覆してしまう。そんな彼に手を差し伸べたのは、ヨットで近くを通りかかった18歳のダヴィド。運命の出会いを果たした二人だが、その6週間後に、ダヴィドは交通事故で命を落としてしまう。
永遠の別れが訪れることなど知る由もない二人は急速に惹かれ合い、友情を超えやがて恋愛感情で結ばれるようになる。アレックスにとってはこれが初めての恋だった。互いに深く想い合う中、ダヴィドの提案によって「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」という誓いを立てる二人。しかし、一人の女性の出現を機に、恋焦がれた日々は突如終わりを迎える。嫉妬に狂うアレックスとは対照的に、その愛情の重さにうんざりするダヴィド。二人の気持ちはすれ違ったまま、追い打ちをかけるように事故が発生し、ダヴィドは帰らぬ人となってしまう。悲しみと絶望に暮れ、生きる希望を失ったアレックスを突き動かしたのは、ダヴィドとあの夜に交わした誓いだった・・・。

監督・脚本:フランソワ・オゾン

原作:「Dance on my Grave」(おれの墓で踊れ/徳間書店)

出演:フェリックス・ルフェーヴル、バンジャマン・ヴォワザン、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、メルヴィル・プポー

配給:フラッグ、クロックワークス

© 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES

公開中

公式サイト summer85.jp