今年1月に開催されたサンダンス映画祭のオープニング作品として上映され、熱狂的な賛辞とともにドキュメンタリー部門審査員大賞と観客賞をW受賞した映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』。
本作公開に先駆けて、本編映像から1996年にロックの殿堂入りを果たし、グラミー賞を7度も受賞した“ソウルの女帝”グラディス・ナイト率いるグラディス・ナイト&ザ・ピップスが50年前に披露したライブパフォーマンス映像が公開された。当時人気絶頂を迎えていた彼女らの姿に、会場のボルテージは一気に最高潮。2週連続で全米2位の大ヒットを記録した“悲しいうわさ”をパワフルな歌声で披露し、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。
グラディス本人は当時を振り返り「緊張したわ。とてもワクワクしてた。あんなに観客がいるなんて」と映像内で振り返っており、ハーレム・カルチュラル・フェスティバルが、全米で人気絶頂を迎えていたアーティストですら圧倒する、過去に類をみない、世紀の一大イベントであったことが伺える。
1969年のNY、若きスティーヴィー・ワンダーやB.B.キング、当時人気絶頂のスライ&ザ・ファミリー・ストーンなど、全米ヒットチャートを席巻していたブラック・ミュージックのスターが集結し30万人を集めた幻の音楽フェス“ハーレム・カルチュラル・フェスティバル”。
50年間封印されていたとは思えない鮮やかな映像と、信じられないほど良質な音源で幻のフェスを疑似体験できる、映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』は、8月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて公開。
1969年、あのウッドストックと同じ夏、NYで30万人を集めたもう一つの大規模フェスがあった。若きスティーヴィー・ワンダーやB.B.キング、当時人気絶頂のスライ&ザ・ファミリー・ストーンなど、全米ヒットチャートを席巻していたブラック・ミュージックのスターが集結した幻の音楽フェス“ハーレム・カルチュラル・フェスティバル”。しかし、その存在は50年間封印されていた…いまこの瞬間まで。
監督:アミール・“クエストラブ”・トンプソン
出演:スティーヴィー・ワンダー、B.B.キング、フィフス・ディメンション、ステイプル・シンガーズ、マヘリア・ジャクソン、ハービー・マン、デイヴィッド・ラフィン、グラディス・ナイト&ザ・ピップス、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、モンゴ・サンタマリア、ソニー・シャーロック、アビー・リンカーン、マックス・ローチ、ヒュー・マセケラ、ニーナ・シモンほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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8月27日(金) 全国公開
公式サイト searchlightpictures.jp