Jul 16, 2021 news

音楽ドキュメンタリーを超えた 映画『サマー・オブ・ソウル』 クエストラブ監督が映画に込めた想いを明かす特別映像が公開

A A

1969年、若きスティーヴィー・ワンダーやB.B.キング、当時人気絶頂のスライ&ザ・ファミリー・ストーンなど、全米ヒットチャートを席巻していたブラック・ミュージックのスターが集結していたが、約50年もの間封印され続けた幻の音楽フェス“ハーレム・カルチュラル・フェスティバル”。

このフェスティバルの全貌をパワフルなドキュメンタリー映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』として蘇らせたのが、5度のグラミー賞受賞者であり、「ザ・ルーツ」のドラマー/DJとして世界的人気を誇るアミール“クエストラブ”トンプソン。

本作で映画初監督に挑みサンダンス映画祭W受賞を成し遂げたクエストラブ監督が、この作品に込めた想いを明かす特別映像が公開された。

本作には、単なる音楽ドキュメンタリーを超えた、重要なメセージが秘められている。クエストラブ監督は、本作の映画化を進めるにあたり「1969年と現在に類似点が多いことに気がついた。当時起きていたことの多くが50年後にも起きている」と明かしており、劇中では、ライブ映像に重点を置きながらも、ヴェトナム戦争、ジョン・ F. ケネデイ、マルコム X、ロバート・ケネデイ、キング牧師暗殺といった、生きたアメリカ近代史とも言える過去のニュース映像を差し込むことで、Black Lives Matterをはじめ、2021年の今も続く社会情勢に一石を投じている。

彼は「音楽はメッセージを伝える手段」と明かしながら、「これは日の目をみるべき映像だ。当時の黒人社会を巡る状況が分かる。政府や警察が市民をどう扱ったか、目の当たりにできる。そして発言する黒人の姿を」と強く訴えかけている。

50年もの間、この映像が封印され続けてきたことについても、“黒人文化が抹消されてきた”と表現したクエストラブ。“自分が生きている間はこうした黒人文化の抹消が再び起きないようにしたい”という切実な想いを込めた本作が日本公開を迎えるにあたり「ぜひ映画館で観てください」とメッセージを送った。

音楽ドキュメンタリーを超えた 映画『サマー・オブ・ソウル』 クエストラブ監督が映画に込めた想いを明かす特別映像が公開

7月2日から北米752スクリーンで上映中の本作は、本国アメリカで「目の覚めるような感動(Hollywood Reporter)」「驚異的な傑作(LA Times)」、「今年のベスト・ムービー(ニューヨーカー誌)」、「クエストラブの敬意と情熱がスクリーンに溢れ出す。(ロサンゼルス・タイムス紙)」といった各誌からの絶賛の声が絶えず、米批評家サイトの「Rotten Tomatoes」では、批評家満足度99%、観客満足97%という近年ではあまり例のない驚きの数字を叩き出している。(7月12日時点)

さらに、デトロイト、ヒューストン、NY、フィラデルフィア、サンフランシスコ、ワシントンDCで実施されている出口調査のCinemascoreとして、2年ぶりの快挙となるA+の最高評価が出されるなど、本国アメリカで絶賛の嵐が広がっている。

映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』は8月27日(金)より全国公開。

作品情報
音楽ドキュメンタリーを超えた 映画『サマー・オブ・ソウル』 クエストラブ監督が映画に込めた想いを明かす特別映像が公開
映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』

1969年、あのウッドストックと同じ夏、NYで30万人を集めたもう一つの大規模フェスがあった。若きスティーヴィー・ワンダーやB.B.キング、当時人気絶頂のスライ&ザ・ファミリー・ストーンなど、全米ヒットチャートを席巻していたブラック・ミュージックのスターが集結した幻の音楽フェス“ハーレム・カルチュラル・フェスティバル”。しかし、その存在は50年間封印されていた…いまこの瞬間まで。

監督:アミール・“クエストラブ”・トンプソン

出演:スティーヴィー・ワンダー、B.B.キング、フィフス・ディメンション、ステイプル・シンガーズ、マヘリア・ジャクソン、ハービー・マン、デイヴィッド・ラフィン、グラディス・ナイト&ザ・ピップス、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、モンゴ・サンタマリア、ソニー・シャーロック、アビー・リンカーン、マックス・ローチ、ヒュー・マセケラ、ニーナ・シモンほか

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン  

© 2021 20th Century Studios. All rights reserved.

8月27日(金) 全国公開

公式サイト https://searchlightpictures.jp