Jul 25, 2025 news

『あの星に君がいる』新鋭ハン・ジウォン監督長編作品 日本語吹替版声優を担当した内田真礼&伊瀬茉莉也がコメント 映画『The Summer/あの夏』

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新鋭アニメーション監督ハン・ジウォンが、第51回韓国日報文学賞を受賞した「わたしに無害なひと」に収録された、チェ・ウニョンによる短編小説「あの夏」をアニメーション映画化した『The Summer/あの夏』。この度、本作の日本語吹替版予告映像が公開された。

本作の監督を務めたのは、Netflix初の韓国アニメーション作品『あの星に君がいる』の監督としても記憶に新しい、ハン・ジウォン。

地方のある高校で知り合ったイギョンとスイ。2人の運命的な出会いはグラウンドで始まる。運動場を歩いていたイギョンは、スイが蹴ったボールに当たって、うっかりメガネを壊してしまう。そんな偶然の出会いから、惹かれあうようになっていく2人。高校卒業後、彼女たちはソウルに移住し、イギョンは大学に進学し、スイは社会に出る。それぞれに異なる道を進み、新たな喜びが生まれるとともに、想像も出来なかった葛藤や、目をそらせない違いが生まれていく。

日本語吹替版で、主人公イギョン役を担当するのは『デューン 砂の惑星 PART2』、アニメ「チェンソーマン」などの内田真礼。イギョンの恋人スイを「クイーンズ・ギャンビット」『マダム・ウェブ』アニメ「HUNTER×HUNTER」などの伊瀬茉莉也が演じる。

【コメント】

▼内田真礼
―イギョンを演じてみて印象に残ったこと
イギョンの心の揺れは、あまりにも自分に正しくてこんな時、人は成長するのだなと思いました。きゅんとするシーンの高揚感は、夏の映像とともに、体温を感じられるものになっていて、イギョンの心を追体験したような感覚になりました。イギョンは心に嘘がなくて、もはや清々しい。素直に生きる等身大の10代に、きらめきを感じました。

―これからこの映画を観る方に伝えたいこと
ふたりの瑞々しい青春が輝く映画です。イギョンもスイも、人間らしく生きている。2人の夏を覗いてみてください。是非お楽しみに!

▼伊瀬茉莉也
―スイを演じてみて印象に残ったこと
スイは、一見すると明るく快活な女の子ですが、その内側には誰にも見せていない不安や寂しさ、そして「好き」という気持ちに対してまっすぐすぎるほどの純粋さがあります。そんな不器用で、でもとても愛おしい彼女の想いを声にのせて届けられるよう、心を込めて演じました。

―これからこの映画を観る方に伝えたいこと
高校生から大人へ―― 胸がギュッと締めつけられるような切なさと、優しい光に包まれるようなぬくもりが交差する、そんなかけがえのない時間を描いた物語です。誰もが成長の中で一度は通る、戸惑いや葛藤、揺れる気持ち。その時にどう選択したとしても、きっとそれは後の人生の糧となり、自分の中で静かに息づいていくものだと思います。この作品が、観てくださった方それぞれの大切な記憶や想いに寄り添い、ふとした瞬間に心をあたためる存在になれたら嬉しいです。

映画『The Summer/あの夏』は、2025年8月15日(金)よりロードショー。

作品情報
映画『The Summer/あの夏』

地方のある高校で知り合ったイギョンとスイ。2人の運命的な出会いはグラウンドで始まる。運動場を歩いていたイギョンは、スイが蹴ったボールに当たって、うっかりメガネを壊してしまう。そんな偶然の出会いから、惹かれあうようになっていく2人。高校卒業後、彼女たちはソウルに移住し、イギョンは大学に進学し、スイは社会に出る。それぞれに異なる道を進み、新たな喜びが生まれるとともに、想像も出来なかった葛藤や、目をそらせない違いが生まれていく。

監督:ハン・ジウォン

原作:「あの夏」(チェ・ウニョン著、古川綾子訳/亜紀書房/『わたしに無害なひと』収録)

日本語吹替版声優:内田真礼、伊瀬茉莉也

配給:ファインフィルムズ

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2025年8月15日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町他にてロードショー

公式サイト summer-movie