ピエール瀧の主演最新作、映画『水平線』の特報映像が公開された。
本作は、福島県のとある港町を舞台に、大切な人ときちんとお別れできないまま、立ち止まってしまった、ある親子の物語。震災で妻を失い心に傷を抱えたまま、高齢者や生活困窮者を相手に散骨を請け負う主人公・井口真吾をピエール瀧が演じる。
真吾の一人娘で、水産加工場で働く奈生には、TVドラマ「his ~恋するつもりなんてなかった~」、映画『青葉家のテーブル』などで注目される若手女優、栗林藍希。ほか足立智充、内田慈、押田岳、円井わん、渡辺哲らドラマや舞台などで幅広く活躍する実力派キャストが名を連ねる。
監督は本作が長編映画監督デビューとなる小林且弥。小林監督は2001年に俳優としてのキャリアをスタートさせ、主演映画『ランニング・オン・エンプティ』や『ロストパラダイス・イン・トーキョー』、映画『あゝ、荒野』などに多数出演。2021年に映像プロジェクト集団STUDIO NAYURAを設立し神奈川芸術劇場(KAAT)にて舞台「象」を演出。またオムニバス映画『無情の世界』では企画・プロデュースを手掛けるなどプロデューサー、演出家、映画監督と多岐にわたって活躍している。
主演のピエール瀧と小林監督は、2013年に白石和彌監督『凶悪』でヤクザの兄貴役と舎弟役で共演し意気投合。自身初の監督作品の主演にはピエール瀧しかいないと切望し、今回、俳優×監督としての再タッグが実現した。
映画『水平線』は、2023年12月8日(金)~12月14日(木)よりフォーラム福島にて1週間限定先行上映。2024年3月1日(金)テアトル新宿ほか全国順次公開。
福島県のとある港町。震災で妻を失った井口真吾は、個人で散骨業を営みながら一人娘、奈生と暮らす日々。ある日、彼のもとに持ち込まれた遺骨は、かつて世間を賑わせた通り魔殺人事件の犯人のものだった。苦しい選択を迫られるなか、真吾が下した決断は‥‥。
監督:小林且弥
出演:ピエール瀧、栗林藍希、足立智充、内田慈、押田岳、円井わん、高橋良輔、清水優、遊屋慎太郎、大方斐紗子、大堀こういち、渡辺哲
配給:マジックアワー
©2023 STUDIO NAYURA
2023年12月8日(金)~12月14日(木) フォーラム福島にて1週間限定先行上映
2024年3月1日(金) テアトル新宿ほか全国順次公開
公式サイト suiheisen