Sep 23, 2025 news

“The Boss”ブルース・スプリングスティーン76歳の誕生日! 若き魂の旅路を描く音楽ドラマ 映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』本予告映像公開

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ロックの英雄、そしてアメリカの魂と称され、50年にわたって第一線を走り続けるブルース・スプリングスティーンの若き日を描く音楽ドラマ、映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』。この度、第38回東京国際映画祭【ガラ・セレクション】部門正式出品が決定した本作の本予告映像が公開された。

ブルース・スプリングスティーンは、1949年9月23日、米ニュージャージー州フリーホールドで誕生。“The Boss”と称され、社会性の高い歌詞と力強いライブパフォーマンスで世界的な評価を獲得。1973年のデビュー以来、自分自身の生きる喜びや苦悩、葛藤、痛みや怒り、現代社会が抱える矛盾や様々な問題を歌い続け、75年に発表された「明日なき暴走」が一大センセーションを巻き起こした。

1984年には、音楽史に燦然と輝く「Born In The U.S.A.」を発表。 連続84週ベスト10入りしたこのアルバムは、全世界で3000万枚以上売り上げ、大ヒット。1999年にロックの殿堂入りを果たし、76歳を迎えた今も、世界ツアーを継続的に敢行している。

本作で、ブルース・スプリングスティーン役を託されたのはジェレミー・アレン・ホワイト。マネージャー、ジョン・ランダウ役には『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』で悪辣な弁護士ロイ・コーンを怪演し高い評価を得たジェレミー・ストロング。ガールフレンドのフェイ・ロマーノにオーストラリア出身の注目女優オデッサ・ヤング、先日発表された本年度エミー賞リミテッドシリーズ部門作品賞にノミネートされたNetflix「アドレセンス」の切実な演技で同賞主演男優賞を受賞したスティーヴン・グレアムが父親を演じる。

“The Boss”スプリングスティーンの誕生日に合わせて公開された本予告映像は、巨大スタジアムを埋めつくした観客に向かって、ブルース・スプリングスティーンがギターを振りかざす場面で始まる。だがロックンロールの音は遮断され、森の中の一本道を歩きながら「人々が見つめるのは、理想を映した俺の姿」だと独白するスプリングスティーン。過去のトラウマと大ヒットを求められるプレッシャーを振り払うかのように、ニュージャージーの自宅にわずか4チャンネルの録音機材を用意した彼はレコーディングの準備を進めていく。

▼スコット・クーパー監督 コメント(ステートメントより抜粋)
この映画は典型的な⾳楽伝記映画ではありません。ブルース・スプリングスティーンの⼈⽣における、きわめて特別で、深くて個⼈的な時間を描く作品です。1981年末から1982年初頭にかけて、彼は「ネブラスカ」を録⾳しながら、同時に「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」の構想を練り始めていました。しかしその時期、彼は幼少期から抱えてきたトラウマとも向き合わなければなりませんでした。私にとってこの映画は、スプリングスティーンの⼈⽣全体を語るものではありません。あくまで、あの⼀瞬を称えること――静けさ、模索、そして感情の誠実さを映し出すことに意味があると考えました。

映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は、2025年11月14日(金)より全国ロードショー。

作品情報
映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』

20世紀を代表するロック・アイコンで、シンカーソングライターとしてトップを走り続けるブルース・スプリングスティーンの若き日の父との確執、苦悩と創造の情熱を描く。

監督・脚本:スコット・クーパー

原作:ウォーレン・ゼインズ著「Deliver Me from Nowhere」

出演:ジェレミー・アレン・ホワイト、ジェレミー・ストロング、ポール・ウォルター・ハウザー、スティーヴン・グレアム、オデッサ・ヤング、ギャビー・ホフマン、マーク・マロン、デヴィッド・クラムホルツ

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

©2025 20th Century Studios

2025年11月14日(金) 全国ロードショー

公式サイト 20thcenturystudios.jp/movies/springsteen