Dec 05, 2021 news

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ヴェノム、モービウスとの繋がりにも大注目のSSUの世界観を独占公開

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全世界待望のトム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズ最新作、映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。その第一弾予告映像は、公開後24時間の視聴数が全世界で3億5550万回を記録し、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)が保持する記録を大きく更新し、これまでの映画作品の中で最も視聴された予告映像となった。さらに先日公開された、最新の予告映像では過去の「スパイダーマン」シリーズのヴィランたちが時空を超えて登場し、Twitterトレンドを席巻。さらにアメリカでは前売りの初日販売成績が早くも『アベンジャーズ/エンドゲーム』を超え、大きな話題を呼んでいる。

これまでアベンジャーズの世界で、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品の一つとして描かれてきたスパイダーマン。しかし、ついに《最終章》と言われる本作から、新たな展開を迎える可能性が出てきていることが世界中から注目を集めている。

スパイダーマンはこれまでトビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』、アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』、そして今回のトム・ホランド主演のMCU版という3つの実写映画シリーズが製作されている。その中でもトム・ホランドが主演を務めるMCU版は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でロバート・ダウニー・Jr演じるアイアンマン/トニー・スタークからスカウトされる形でアベンジャーズ入りしたことにより、その後もアベンジャーズと深いかかわりを持って描かれてきた。

本作でも、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で共にアベンジャーズの一員として戦ったドクター・ストレンジを訪ねることから話が動き始める。しかし、ストレンジが開いたマルチバースによって、『スパイダーマン2』の《ドック・オク》、『アメイジング・スパイダーマン2』に登場した《エレクトロ》、『スパイダーマン』に登場した《グリーンゴブリン》、『スパイダーマン3』に登場した《サンドマン》、『アメイジング・スパイダーマン』に登場した《リザード》といった敵たちが登場。スパイダーマンは歴代の敵を前に窮地を迎えてしまう。

ところが、注目すべきは過去の「スパイダーマン」シリーズとのつながりだけではない。日本で公開を迎えたばかりの『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』や来年の公開を控えている『モービウス』でも、すでに「スパイダーマン」とのつながりが描かれており、MCUに代わるソニー・スパイダーマン・ユニバース(SSU)が動き出していることが早くも大きな話題となっている。本作を観る前にその重要なつながりに注目しておきたい。


『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(公開中)

主人公エディが地球外生命体シンビオートに寄生されたことにより誕生したヴェノム。映画では前作に続いてエディと共に強敵カーネイジと戦うが、実は原作コミックでは、スパイダーマンとヴェノムが共闘してカーネイジに挑む展開が描かれている。映画でもカーネイジの登場によって、スパイダーマンの世界ともつながる可能性が‥‥。

さらに、ヴェノム自体もトビー・マグワイアがスパイダーマンを演じた映画『スパイダーマン3』で実はすでに登場している。その時は今回のトム・ハーディが演じるエディではなく、トファー・グレイスが演じるエディだった。この時は一度シンビオートに寄生されたスパイダーマンが無理やり体から引きはがした場面で偶然居合わせたエディに寄生。ヴェノムが生まれてしまう様子が描かれている。

これまでも長年切っても切れない関係として描かれてきたスパイダーマンとヴェノム。最新作でも、実はスパイダーマンとのつながりも描かれることが明かされている。果たして今後トム・ハーディ演じるヴェノムとトム・ホランド演じるスパイダーマンの運命が交錯する可能性は?

『モービウス』(2022年公開)

新たにSSUに加入し、早くも注目も集めているのが、天才的な頭脳を持ち、血液の難病を治すためにコウモリの血清を投与して生まれたヴィラン・モービウス。病弱だった彼は、超人的パワーとスピード、そして周囲の状況を瞬時に感知するバットレーダーや飛行能力を手にし、血を求めて更なる変異が起こりはじめる。

原作コミックでもスパイダーマンの敵として描かれるモービウスだが、予告映像では『スパイダーマン』に登場する巨大軍需企業オズコープ社のビルや、壁にはスパイダーマンの落書きと共に「人殺し」という文字、さらには『スパイダーマン:ホームカミング』でヴィランとして登場したマイケル・キートン演じるエイドリアン/ヴァルチャーがモービウスに対して「先生、また会おう」と意味深なセリフを残している。

もはやスパイダーマンと同じ世界で物語が動き出しているのは間違いない。しかし、それだけではなくモービウスが最後に語る「俺がヴェノムだ」というセリフの意味するものとは‥‥。今後は原作コミックと同じようにスパイダーマンの敵の一人として登場する可能性もある。


すでに大きな注目を集める過去の「スパイダーマン」シリーズとのつながりだけでなく、ヴェノム、モービウスとのつながりも注目され、ますます期待が高まるSSU。果たして、ヴェノムやモービウスがドック・オクたちと手を組み、今後スパイダーマンの前に敵として現れる日が来るのか。徐々に明かされるSSUの世界観にも注目したい。

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、2022年1月7日(金)より全国公開。

作品情報
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

世界中にスパイダーマンであることを明かされたピーター・パーカー。ドクター・ストレンジはピーターから頼まれ、人々の記憶からピーターがスパイダーマンだという記憶を消す呪文を唱えるが、やがて時空が歪み、マルチバースが出現。それぞれのユニバースから過去のヴィランたちを呼び寄せてしまう。

監督:ジョン・ワッツ

出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・ファヴロー、ジェイコブ・バタロン、マリサ・トメイ、アルフレッド・モリーナ

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

2022年1月7日(金) 全国公開

公式サイト spiderman-movie.jp/

映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』

スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐な悪《ダークヒーロー》として誕生した、トム・ハーディ主演『ヴェノム』の続編。

監督:アンディ・サーキス

出演:トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、ナオミ・ハリス、リード・スコット、スティーヴン・グレアム、ウディ・ハレルソン

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

公開中

公式サイト venom-movie.jp

映画『モービウス』

天才的な頭脳を持つ医師マイケル・モービウス。彼は幼いころから、治療の術がない血液の難病を患っていた。これまで多くの命を救いながらも、己の病を治癒する方法だけを見出せずにいたモービウスは、自らの身体に実験的な治療を施す。それはコウモリの血清を投与するという、危険すぎる治療法だった。そのまま姿を消したモービウスは、2か月後、ロングアイランド沖に座礁したコンテナ船に突如現れる。病で痩せ細った姿から一変、顔には血色が戻り、隆起した筋肉が全身を覆っていた。さらに、超人的パワーとスピード、そして周囲の状況を瞬時に感知するバットレーダーや飛行能力を手にしたモービウスだが、同時に彼の中で、抑えきれない〝血への渇望“が生まれる。やがて彼の身体に更なる変異が起こり・・・。

監督:ダニエル・エスピノーサ

出演:ジャレッド・レト/マット・スミス/アドリア・アルホナ/ジャレッド・ハリス/アル・マドリガル/タイリース・ギブソン

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

2022年 全国公開

公式サイト morbius-movie.jp