Feb 16, 2026 news

“生きているか死んでいるか どこでわかるの?” カンヌ国際映画祭〈審査員賞〉受賞作 映画『落下音』 本予告映像公開

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第78回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し、さらには第98回米国アカデミー賞のドイツ代表にも選出された、映画『落下音』。このたび本作の本予告映像が公開された。

本作は4つの異なる時代を生きる4人の少女たちが、同じ土地で体験する不可解な出来事を描いた、百年にわたる映像叙事詩。1910年代、アルマは同じ村で、自分と同じ名を持つ幼くして死んだ少女の気配に気づく。1940年代、戦争の傷跡が残る中、エリカは片脚を失った叔父への抑えきれない欲望に気づき、自らの得体のしれない影に戸惑う。1980年代、アンゲリカは常に肌にまとわりつく“何か”の視線に怯えていた。そして現代、家族と共に移り住んだレンカは、自分の存在が消えてしまいそうな孤独感に蝕まれる。百年の時を経て響き合う彼女たちの“不安”が、この北ドイツの農場を静かに覆いつくしていく‥‥。

本作がカンヌ初参加で長編2作目というマーシャ・シリンスキ監督は、今最も勢いをもち、そして現代映画界の最前線へと躍り出ているドイツ出身の新鋭。その独自の映画世界が高く評価され、批評家からも「今年のカンヌで最も記憶に残る作品」「映画言語を更新する新たな才能」「次世代を担う重要な監督の登場」といった称賛が相次いでいる。

「生きているか 死んでいるか どこでわかるの?」――本予告映像は、少女アルマの素朴だが鮮烈な一言から始まる。続くのは、痛み、死、欲望にさらされながら、自らの存在の輪郭を確かめる、異なる時代・同じ土地に住む少女たちの姿。「自分の心臓に“止まれ“と命じても鼓動は続く」「私の体は私のもの? だったら望みに応えてみせて」自分だけのものであるはずの身体が、自分の思い通りにならないというまるで呪いのような違和感。「一度でいいから、この世界に“ただ存在したい“ー 彼女たちは自分自身を縛っている観念や思い込みを理解し、問い直す。」という監督のマーシャ・シリンスキの言葉が示すように、まるで得体の知れない不安に沈み込みながらも、もがく少女たちの心と姿を、悪夢と現実の境界が溶け合う、絵画のような映像美で描き出す。彼女たちを襲った、世界がまだ名前を与えていない“不安”の正体とは‥‥。

映画『落下音』は、2026年4月3日(金)より全国ロードショー。

作品情報
映画『落下音』

1910年代、アルマは同じ村で、自分と同じ名を持つ幼くして死んだ少女の気配に気づく。1940年代、戦争の傷跡が残る中、エリカは片足を失った叔父への抑えきれない欲望に気づき、自らの得体のしれない影に戸惑う。1980年代、アンゲリカは常に肌にまとわりつく“何か”の視線に怯えていた。そして現代、家族と共に移り住んだレンカは、自分の存在が消えてしまいそうな孤独感に徐々に侵食されていく。百年の時を経て響き合う彼女たちの“不安”が、この北ドイツの農場を静かに覆いつくしていく。彼女たちが目撃したものとは、いったい何だったのか。

監督・脚本:マーシャ・シリンスキ

出演:ハンナ・ヘクト、レア・ドリンダ、レーナ・ウルツェンドフスキー、レーニ・ガイゼラー

配給:NOROSHI ギャガ

© Fabian Gamper – Studio Zentral

2026年4月3日(金) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー

公式サイト rakkaon_NOROSHI