『テッド』のユニバーサル・スタジオが贈るオトナ向けペットコメディ、映画『スラムドッグス』。この度、本作のとにかく“ドッグ・ファースト”な撮影現場を収めた特別映像が公開された。
犬が主役の映画といえば、感動的なストーリーが王道。しかしそんな定説を大きく裏切ように“愛犬家は鑑賞注意!”という本作は、飼い主に捨てられたワンちゃんたちが闇堕ち‥‥飼い主に復讐を果たすまでのドタバタ珍道中を爽快に描く。
プロデューサーには、『スパイダーマン:スパイダーバース』や『LEGO ムービー』シリーズのフィル・ロード&クリストファー・ミラー。また、主人公となるワンちゃんたちのボイスキャストは、『俺たち』シリーズのウィル・フェレル、『スパイダーマン:スパイダーバース』などにも出演するアカデミー賞俳優 ジェイミー・フォックス、『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャー、『アントマン』シリーズのランドール・パークら一流俳優たちが務める。
この度公開されたのは、出演キャストはもちろん、監督のジョシュ・グリーンバウムやプロデューサー、アニマル・トレーナーらが総出演し、本作で見事な演技を見せるキュートなワンちゃんたちとの撮影時を振り返るインタビューと、当時のメイキング映像が収められた特別映像。
劇中身勝手な理由でレジ―を遠くの町へ捨てる飼い主ダグ役のウィル・フォーテが「犬のうまい訓練士が付いてくれた」、フェレルが「すごい演技をさせてその瞬間を捉えている」と絶賛するように、本作には優秀なベテランアニマル・トレーナーのマーク・フォーブスによる訓練の成果が随所に活かされている。
プロデューサーを務めたルイ・ルテリエが「犬の心地よさを考えて犬中心の環境を作り上げた。“ドッグ・ファースト”さ。人間は二の次」と断言。ワンちゃん第一で撮影されたという現場で、劇中の役柄さながらのキャラクターでその様子をぼやくフォーテのお茶目な姿も収められている。
なお、幼いレジ―を演じた2匹の子犬のうち1匹を監督が実際に引き取っており、家族に迎え入れた日に監督の娘たちがこれ以上にない満面の笑みで駆け寄って「レジ―!」と喜びを爆発させて頭を撫でる場面も。撮影中にワンちゃんたちをあやしていた監督は「僕が抱かないとダメなんだ」と居心地良さそうに抱っこされるレジ―にすっかりメロメロな姿を見せる。
映画『スラムドッグス』は、2023年11月17日(金)より全国公開。
ある日、犬のレジーは、飼い主ダグに家から遠い場所に捨てられてしまう。しかしピュアなレジーは、投げられたボールを取りに行く、いつもの “取ってこいクソッタレ”ゲームだと信じていた。家を目指してさまよっていると、ノラ犬界のカリスマ・バグと出会う。レジーの話を聞いたバグは「捨てられたんだよ。お前は今日から“ノラ犬”だ!」と断言。飼い主ダグが最低なヤツだと気付いたレジーは、まさかの方法で復讐することを決意する。
監督:ジョシュ・グリーンバウム
出演(声の出演含む):ウィル・フェレル、ジェイミー・フォックス、アイラ・フィッシャー、ランドール・パーク、ブレッド・ゲルマン、ウィル・フォーテ
配給:東宝東和
© UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2023年11月17日(金) 全国公開
公式サイト slumdogs-movie