池井戸潤が太鼓判を押した脚本である映画版『シャイロックの子供たち』に、2018年に大ヒットを記録した「空飛ぶタイヤ」の本木克英監督はじめメインスタッフが再集結。そして主演の阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太をはじめ、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介と、日本を代表する超豪華キャスト陣が勢ぞろいした。小説ともドラマとも展開が異なり、独自のキャラクターも登場する完全オリジナルストーリーとして満を持しての映画化となる。
この度、阿部、上戸、玉森に加え柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介ら豪華キャストのコメントとともに編集された特別メイキング映像が公開された。まだ誰も知らない新たな結末を観ることになる観客へ、本作の魅力をそれぞれが語っている。本映像は12月23日(金)より松竹系映画館の幕間で上映される。
さらに映画版の主人公となる、阿部サダヲ演じる西木と、西木とともに事件の真相を探ることとなる上戸彩が演じる北川、玉森裕太演じる田端の3人の場面写真が一挙解禁。
西木は本作の舞台となる東京第一銀行の小さな支店の、ベテランお客様係。穏やかな人柄で課内を明るく盛り上げようと砕けた態度を見せることもある一方、部下たちが感じる些細な違和感にもしっかりと気付くなど洞察力が鋭い一面も持つキャラクター。先日解禁された予告映像では、「やられたら倍返し!」と発言するシーンが解禁され話題になるなど、何やら穏やかなだけではない様子も。
上戸が演じる北川は同じく支店に籍を置く西木の部下。西木に「俺が知る限り、最も堅実な行員です」と言わしめる、真面目で誠実な女性行員。締切を過ぎたものや記入に不備がある入金伝票はしっかりと突き返すなど正義感も強いが、支店で起きた現金紛失事件では犯行を疑われてしまう‥‥。果たして北川は事件とどのように関わっているのか?
そして玉森が演じる田端は、営業として投資信託などを担当している行員。パワハラが横行する現在の職場に少々不満を抱えながらも、一生懸命支店のために働いていた。現金紛失事件に関与する人物として故意・過失を問わず疑われることになった田端は、この事件をきっかけにメガバンクの闇に蔓延る真相を突き止めていく‥‥。
映画『シャイロックの子供たち』は、2023年2月17日(金)より全国公開。
東京第一銀行の小さな支店で起きた、現金紛失事件。ベテランお客様係の西木は、同じ支店の愛理と田端とともに、事件の真相を探る。一見平和に見える支店だが、そこには曲者揃いの銀行員が勢ぞろい。出世コースから外れた支店 長・九条、超パワハラ上司の副支店長・古川、エースだが過去の客にたかられている滝野、調査に訪れる嫌われ者の本店検査部・黒田。そして一つの真相にたどり着く西木。それはメガバンクにはびこる、とてつもない不祥事の始まりに過ぎなかった‥‥。
監督:本木克英
原作:池井戸潤『シャイロックの子供たち』(文春文庫)
出演:阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介 ほか
配給:松竹
© 2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
2023年2月17日(金) 全国公開