Feb 03, 2023 news

主人公は死体役!? 絶妙なユーモアとペーソスで描いた人間ドラマ 映画『死体の人』

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次代を担う才能の発掘と育成を目的として、“まだ存在しない映画の予告編”で審査する映像コンテスト「未完成映画予告編大賞MI-CAN」の派生プロジェクト「MI-CAN3.5復活祭」から誕生した映画『死体の人』。若手実力派・奥野瑛太が主演、ヒロイン役を唐田えりかが務める本作の、予告映像とメインビジュアルが公開された。

本作は、演じることにかける想いは人一倍強いものの、死体役ばかりの売れない役者・吉田広志と、彼と運命の出会いを果たすヒロイン・加奈の不器用な生き方を通して、理想と現実の折り合いをつけることの難しさ、そして<生きることと死ぬこと>という普遍的なテーマを絶妙なバランスのユーモアとペーソスで描いたハートフルな人間ドラマだ。

予告映像では、2人の生き下手な姿が切り取られており、<死体の人>として懸命に励む情けなくも愛おしい姿や、出来心で試した妊娠検査薬でまさかの陽性反応が出て慌てふためくコミカルなシーンのほか、「こんなことでくらいしか、人を喜ばせられないから」と投げやりに呟く加奈と恋人との荒んだ日常が描かれる。また、加奈の恋人役を映画・ドラマ「Life 線上の僕ら」(20)の楽駆が演じるほか、<死体の人>の両親役を、きたろう、烏丸せつこらベテラン俳優が務め、<生きることと死ぬこと>をコミカルに描く本作に深みを与えている。

THEイナズマ戦隊が本作のために作った主題歌「僕らはきっとそれだけでいい」の、メロディアスなロックミュージックに重ね合わされる<死体の人>の生き様と死に様が、スクリーンでどう描かれるのか、期待が高まる。

映画『死体の人』は、2023年3月17日(金)より全国順次公開。

作品情報
映画『死体の人』

演じることにかける想いは人一倍強いものの、死体役ばかりの売れない役者・吉田広志と、彼と運命の出会いを果たすヒロイン・加奈。彼らの不器用な生き方を通して、理想と現実の折り合いをつけることの難しさ、そして<生きることと死ぬこと>という普遍的なテーマを、監督自身の俳優経験を活かして絶妙なバランスのユーモアとペーソスで描いたハートフルな人間ドラマ。

監督:草苅 勲

出演:奥野瑛太、唐田えりか、楽駆、田村健太郎、岩瀬 亮/烏丸せつこ、きたろう

配給:ラビットハウス

©︎2022オフィスクレッシェンド

2023年3月17日(金) 渋谷シネクイント他全国順次公開

公式サイト shitainohito.com