Jul 24, 2025 news

“いびつな絆は、悪夢に変わる” 映画『九月と七月の姉妹』シンガーソングライター 吉澤嘉代子がナレーションを務める予告映像公開

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史上最年少のマン・ブッカー賞候補となった作家デイジー・ジョンソンによる「九月と七月の姉妹」に着想を得て制作され、2024年カンヌ国際映画祭でのプレミア上映以降も各国映画祭で大絶賛を浴びた、映画『九月と七月の姉妹』。フランス人俳優として世界的に活躍するアリアン・ラベドがメガホンをとった長編デビュー作となる本作の本予告映像が公開された。

生まれたのはわずか10か月違い、いつも一心同体のセプテンバーとジュライ。我の強い姉は妹を支配し、内気な妹はそれを受け入れ、互いのほかに誰も必要としないほど強い絆で結ばれている。しかし、2人が通うオックスフォードの学校でのいじめをきっかけに、シングルマザーのシーラと共にアイルランドの海辺近くにある長年放置された一族の家 セトルハウスへと引っ越すことになる。新しい生活のなかで、セプテンバーとの関係が不可解なかたちで変化していることに気づきはじめるジュライ。ただの戯れだったはずの命令ゲームは緊張を増していき、外界と隔絶された家の中には不穏な気配が満ちていく。

この度公開された予告映像のナレーションをつとめたのは、バカリズムが原作・脚本・主演を手掛けたドラマ『架空OL日記』の主題歌「月曜日戦争」や、モトーラ世理奈が出演するMVも話題を呼んだ楽曲「残ってる」などで知られるシンガーソングライターの吉澤嘉代子。

初めて映画予告のナレーションに挑戦したという吉澤は、本作について「支配的なセプテンバー、服従するジュライ。姉妹は2人だけの合図や目配せで会話し、母親さえ介入させない歪な絆を結んだ。彼女たちの無垢な表情や、愛らしいファッションとは裏腹に、耳元で囁かれるような息遣いや、ざらついた効果音がスクリーンを不穏に包む。あの口笛が耳にこびりついて離れない。」と本作への想いを寄せている。

映画『九月と七月の姉妹』は、2025年9月5日(金)より全国ロードショー。

作品情報
Screenshot
映画『九月と七月の姉妹』

生まれたのはわずか10か月違い、いつも一心同体のセプテンバーとジュライ。我の強い姉は妹を支配し、内気な妹はそれを受け入れ、互いのほかに誰も必要としないほど強い絆で結ばれている。しかし、2人が通うオックスフォードの学校でのいじめをきっかけに、シングルマザーのシーラと共にアイルランドの海辺近くにある長年放置された一族の家 セトルハウスへと引っ越すことになる。新しい生活のなかで、セプテンバーとの関係が不可解なかたちで変化していることに気づきはじめるジュライ。ただの戯れだったはずの命令ゲームは緊張を増していき、外界と隔絶された家の中には不穏な気配が満ちていく‥‥。

監督・脚本:アリアン・ラベド

原作:デイジー・ジョンソン「九月と七月の姉妹」(東京創元社刊)

出演:ミア・サリア、パスカル・カン、ラキー・タクラー

© Sackville Film and Television Productions Limited / MFP GmbH / CryBaby Limited, British Broadcasting Corporation, ZDF/arte 2024

2025年9月5日(金) 渋谷ホワイトシネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国ロードショー

公式サイト sundae-films.com/september-says/