2020年「本屋大賞」3位、2019年TBS「王様のブランチ」BOOK大賞を受賞した青春芸術小説「線は、僕を描く」(砥上裕將(とがみひろまさ)著/講談社文庫が実写映画化した、映画『線は、僕を描く』。『ちはやふる』を青春映画の金字塔に仕立て上げた小泉徳宏監督を筆頭にした製作チームが再結集、【かるた】の次は【水墨画】に挑戦する。主演は『愛唄 −約束のナクヒト−』(19)、『いなくなれ、群青』(19)、『チア男子!!』(19)の3作品で、第43回アカデミー賞新人俳優賞を受賞した若手トップクラスの実力を持つ横浜流星。とあるきっかけで水墨画と出会い、学ぶことでその世界に魅了されていく主人公、青山霜介(そうすけ)役に臨む。
この度、スペシャルメイキング映像が公開された。
主演を務める横浜流星が演じるのは、水墨画を学び、その世界に魅了されていく主人公の青山霜介(そうすけ)。そして、霜介と出会いライバル心を抱くようになる篠田千瑛(ちあき)を、今や横浜と同じく人気・実力ともに日本トップの清原果耶が演じる。そして、霜介と千瑛を取り巻く豪華追加キャストも公開された。
霜介が水墨画を始めるきっかけを与えた親友の古前(こまえ)を映画『町田くんの世界』(19)、『花束みたいな恋をした』(21)や、TVドラマ「ドラゴン桜」(21)といった話題作に次々と出演し、頭角を現している俳優の細田佳央太。霜介に触発され水墨画を始め、古前とともに水墨画サークルを立ち上げる川岸(かわぎし)を『サマーフィルムにのって』(21)、『由宇子の天秤』(21)で第64回ブルーリボン賞新人賞・第95回キネマ旬報ベスト・テン 新人女優賞などを受賞し、一躍若手注目女優の一人となった河合優実が演じる。
また、美術館長の国枝を矢島健一、大手広告代理店の営業・滝柳を夙川アトム、同じく代理店の営業・笹久保を井上想良。水墨画の評論家・藤堂翠山(とうどう すいざん)を富田靖子、湖山(こざん)の一番弟子・西濱 (にしはま)を江口洋介、霜介を一目見て弟子として迎え入れることを決め、水墨画の世界へ導いた、巨匠・篠田湖山(しのだ こざん)を三浦友和といった日本を代表する超実力派俳優陣が集結。
映像には、【水墨画】の難しさに直面した、主演・横浜流星、主人公のライバルを演じる清原果耶の姿や、演じる役へのアプローチを小泉徳宏監督と入念に相談している様子が映されている。水墨画家・小林東雲のもと、1年以上の時間をかけて【水墨画】の練習を繰り返したという横浜は映像の中でも、「この作品の世界で存分に生きることができれば良いなと思っています」と語る通り、劇中では見事な筆さばきを披露し、霜介として生きた証が伺え、そして『ちはやふる』などの横山克による美しい音楽が生きる映像。
〈白と黒〉のみで描かれる【水墨画】を色鮮やかな世界として瑞々しく描き出した映画『線は、僕を描く』は、10月21日(金)より全国公開。
大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で運命の出会いを果たす。白と黒のみで表現された水墨画が霜介の前に色鮮やかな世界となって拡がる。水墨画の巨匠・篠田湖山に声をかけられ、霜介は水墨画を学び始める。水墨画とは筆先から生み出される「線」のみで描かれる芸術。描くのは「自然(命)」。目の前にある「命」を白と黒だけの世界で表現する。霜介は初めての水墨画に戸惑いながらもその世界に魅了されていく。
監督:小泉徳宏
原作:砥上裕將「線は、僕を描く」(講談社文庫)
出演:横浜流星、清原果耶、細田佳央太、河合優実、矢島健一、夙川アトム、井上想良 / 富田靖子、江口洋介 / 三浦友和
配給:東宝
©砥上裕將/講談社 ©2022映画「線は、僕を描く」製作委員会
2022年10月21日(金) 全国公開
公式サイト senboku-movie.jp