SixTONESの京本大我の映画単独初主演作となる、映画『言えない秘密』の製作が決定した。ヒロイン役は古川琴音が務める。原案は、台湾の国民的スター、ジェイ・チョウが初監督にして主演を務め、アジア圏内で大ヒットを記録した同名映画。
舞台は、伝統ある音楽大学。過去の出来事から思うようにピアノが弾けなくなってしまった湊人(京本大我)と、明るく魅力的でありながら、どこか謎めいた雰囲気の雪乃(古川琴音)。ピアノの音色に導かれ、運命的な出会いを果たした2人は自然と惹かれ合い、やがて、一緒に過ごす日々は愛おしくかけがえのないものになっていく。しかし、ある日突然雪乃は湊人の前から姿を消してしまい‥‥。
主演は、これが初の単独主演映画となる京本大我。人気グループ「SixTONES」のメンバーで、ミュージカル「エリザベート」への出演経験もある京本。本作ではピアノ留学でトラウマを抱えて帰国した音大生、湊人役を演じる。
ある秘密を抱えた音大生の雪乃を演じるのは、映画やドラマ、ミュージカルなど幅広い分野で活躍し、本作で初の恋愛映画のヒロイン役を務める、古川琴音。
京本と古川は、それぞれピアノの演奏シーンにも挑戦する。
監督を務めるのは『映画鈴木先生』『俺物語!!』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』など数々の話題作を手掛ける河合勇人。
【コメント】
▼京本大我
本作のオファーを頂いた時、映画単独初主演ということもあって、非常に光栄で嬉しい気持ちと、不安が入り乱れるような、そんな気持ちでした。お話をもらってから、オリジナルの台湾映画も拝見しましたが、とても好きな世界観で、「自分もこの世界に飛び込んでみたい!」と強く思い、素直に嬉しかったです。
今回ピアノ演奏に挑戦をしていて、仕事の隙を見ては必死にピアノ練習をする毎日を送っています。
古川さんとはピアノの連弾練習で初めてお会いして、クールで少しミステリアスな印象を抱いていたのですが、気さくに話しかけて下さり、すでに「きょも」「こっちゃん」とあだ名で呼び合うようになり、自然体でいられる空間を作って下さいます。
河合監督はお芝居に関してのプランが明確で、心をゆだねて安心してお芝居ができると思います。皆さんに映画を観ていただくのが楽しみです!
▼古川琴音
初めて台本を読んだ時に、まるで台本からピアノの音が聞こえてきそうなくらい、とてもロマンチックで綺麗な物語だと思いました。
ラブストーリーのヒロイン役で参加するのは今回が初めてなのですが、このような気持ちになれる作品のヒロインを務めさせて頂けることになって本当に光栄です。
京本さんとは今回が初めましてで、“クールな王子様”というイメージだったのですが、お会いしてみると、とても気さくで落ち着いた雰囲気の方だったので、連弾練習などもリラックスして挑むことができました。
河合監督とも初めてですが、登場人物の気持ちを直接言葉ではなく想像させて下さる方で、意識を共有しあえているような安心感があります。
この映画を観て、人と人が繋がる過程にある温かさや美しさを、改めて感じてもらえるように頑張ります。
▼河合勇人
台湾版オリジナル映画『言えない秘密』は公開当時観ていて、ヒロインのグイ・ルンメイに一目惚れしてしまったことを覚えています。僕にとっては何年かに1度見返したくなる大切な映画の1本です。
時代が目まぐるしく変わる現代にあってなお、あのどこか懐かしい2人の初々しい恋愛劇は、美しい台湾の風景と相待って、僕のこころの片隅にいつまでも残っています。今回、そんな思い出深い作品のリメークを京本大我さん、古川琴音さんとご一緒できるのはとても光栄ですし、身が引き締まる思いです。スタッフ一同、オリジナルに恥じぬ様、精一杯頑張ります。
映画『言えない秘密』は、2024年夏より全国ロードショー。
ピアノ留学から帰国し、伝統ある音楽大学に編入してきた湊人は、取り壊しが近い旧講義棟の演奏室で、神秘的なピアノを奏でる雪乃と出会う。今までに耳にしたことのない美しい旋律に強く惹かれた湊人は雪乃に曲名を尋ねるが、「それは秘密」と耳元で優しく囁くだけだった。雪乃に会うたびに心惹かれていく湊人はトラウマだったピアノへ次第に向き合う事ができるようになっていく。しかしある日突然、彼女は目の前から姿を消してしまい‥‥。
監督:河合勇人
出演:京本大我、古川琴音
配給:ギャガ
©2024「言えない秘密」製作委員会
2024年夏 全国ロードショー