2019年、魔夜峰央の原作「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」を二階堂ふみ・GACKT主演で実写化した映画『翔んで埼玉』。その続編となる映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』の特報映像が公開された。
前作映画『翔んで埼玉』は、第43回日本アカデミー賞において最優秀監督賞を含む12部門を受賞し、数々の海外映画賞にも輝くなど、映画史にその名を轟かせると共に、“埼玉ブーム”という社会現象を巻き起こした。
この度公開されたのは、壮大な航海シーンからスタートする特報映像。「今ここで戦わなければ日本全土が大阪になってしまう」という麗の声が不安を煽り、「琵琶湖の水を止める」という仰天発言も飛び出す。さらには、大量のたこ焼きを食べながら「なんでっしゃろ?」と流暢な関西弁を話す百美の衝撃の姿も。埼玉のみならず、西も東も入り混じった“天下分け目の東西対決”が日本中を巻き込んでいく。日本最高峰の茶番劇を謳う本作が、今度は一体どんなディスり合いを繰り広げるのか。
麻実麗を演じたGACKTは続編について「『翔んで埼玉』なのに、なぜ関西に行くのか」とツッコミつつも、「壮絶な東西対決の行方はみなさんの予想を裏切り、期待には大いに応えられる作品になっていると思います」とアピール。
壇ノ浦百美役の二階堂ふみは「前作プロモーションの関西キャンペーンで、続編は「止めるで琵琶湖」なんて安易に言ってしまったことを後悔しています」と、自身の発言がまさかの現実になったことを後悔する様子を見せつつ「関西を巻き込んでいっても変わらず、“埼玉愛”、“郷土愛”そして“人とのつながり”をお届けいたします」と、本作でも変わることのない“翔んで埼玉”の世界観が広がっていることを明かした。
【コメント(全文)】
▼GACKT
『翔んで埼玉』なのになぜ関西に行くのか。そもそも関西に行くことがスケールアップなのか。よくここまでくだらなく突き詰めたなと思いながら撮影をしました。自由を手に入れたはずの埼玉解放戦線は、今度は何のために戦うのか。壮絶な東西対決の行方はみなさんの予想を裏切り、期待には大いに応えられる作品になっていると思います。前作からのスケールアップ、飛翔したストーリー、そして関西ならではの感情のキャッチボールをぜひお楽しみください。
▼二階堂ふみ
前作プロモーションの関西キャンペーンで、続編は「止めるで琵琶湖」なんて安易に言ってしまったことを後悔しています。まさか本当に関西で続編が作られるなんて。『翔んで埼玉』公開以降、埼玉県の方にすごく声をかけていただくようになり、勝手に埼玉県代表のような気持ちになっています。関西を巻き込んでいっても変わらず、“埼玉愛”、“郷土愛”そして“人とのつながり”をお届けいたします。新たな『翔んで埼玉』の一面も見せられたらなと思っておりますので、ぜひお楽しみに。
▼武内英樹(監督)
いよいよ皆様に『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』を発表する事ができます。続編は、関東はもちろんのこと関西を巻き込んだ東西ディスり対決!!まだまだ言えない情報も沢山ありますが、紛れもなく“愛をこめて”お届けいたします。画面の端々からスケールアップした“埼玉”の世界を感じ取って頂ければ嬉しいですし、ふたたび皆様にこの茶番劇を楽しんでいただき、愛される作品になればこの上ない喜びです。公開となる11月23日まで、もう少しだけお待ちください。
映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』は、2023年11月23日(木・祝)より全国公開。
その昔、東京都民からひどい迫害を受けていた埼玉県人は自由を求め立ち上がった。麻実麗・壇ノ浦百美をはじめとする埼玉解放戦線の活躍により通行手形制度が撤廃され埼玉は平穏な日常を手に入れた。しかし、それは単なる序章に過ぎなかった‥‥。さらなる自由と平和を求め、埼玉の心をふたたびひとつにするため、埼玉解放戦線は次なる野望へと突き進む。遥か西の地・関西へと飛び火したこの事態は東西の天下を分かち全国をも巻き込む大事件へと発展。史上類を見ない壮絶なディスバトルの火蓋が今、切られようとしていた。
監督:武内英樹
原作:魔夜峰央「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」(宝島社)
出演:キャスト:GACKT、二階堂ふみ ほか
配給:東映
©2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会
2023年11月23日(木・祝) 全国公開
公式サイト tondesaitama.com